生死の境を彷徨ったことありますか、命の危険を感じた事はありますか？
大変痛い目にあったことって個人差はあるでしょうが生きてきた長さに応じて誰にもある体験ではないかと思います。

そうなんです～だから長く生きているだけでも立派です、今や人生100年の
時代ですから相当先までを考えて準備しておく必要があるかもですね。
私事ですが、若い時は本当に健康と長時間労働には絶対的な自信を持っていました、これほど迄に丈夫だとは思いませんでした・・・。
インフルエンザを患った記憶もありませんし、風邪などで体調不良で会社を
休むのは5年に一度位、なんせ小、中、高校と12年間皆勤でした・・・。

しかし世の中は公平に出来ているのでしょうか、何と還暦を前にした一昨年前に急性大動脈解離を患いましてマジで死ぬかと思いました。
激痛の中のたうち回りながら救急車で病院に運び込まれ、たまたま専門の
先生がいらして本当に命拾いしました。

あれから2年間の中で都合三度の手術を体験し、今や大動脈の大半は人工血管に置換されました、果たしてこのまま生き延びられるでしょうか？
服用している薬の影響もありまして、「これから先は生きがいを持ちましょう！」と主治医の先生から言われました、どうやら気力が萎える傾向みたいです。

確かに日常生活は可能ですが、チョット激しい運動や無理は禁物。
塩分もカロリーも脂質も何もかも制限下にありまして正直食べたいものの半分以上が食べられないか、味付けなし？～で食べなくてはならない？
仕方ないかな～と諦めている反面「生きがい」は見つかっていません。
ようやく普通の生活は表面上はＯＫでもホンネの部分ではまだまだです。
この先どうなっていくのでしょうか、生きている限りチャンスは無限大なので是非この先何かを見つけ人生を楽しまねばなりません。

一旦失いかけた人生ですが、幸運にも生き延びていますので、この先は
人生の後半戦をどう楽しむか考え実践して行くときですよね！