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パパもそう思ってるよ

「小さなしあわせ」に胸がいっぱいになる瞬間って、ありますよね。

今朝、そんな瞬間を味わうことが出来ました。

5時前の出勤時。

寝床のママに「行ってきます」を言ってから出発するのが、私の毎朝のルーティンです。

今朝も「行ってきます」をすませて仕事に向かおうとすると、ママが呼び止めてきました。

「パパ~。この前Yちゃん(長男)が『パパが学童に迎えに来てくれた時にふと、生まれてきてよかったなあと思う時があるんだあ』と言ってたよ」と、教えてくれました。

正直、驚きました。

日々『粗相』が恐ろしく多い、私に対する長男の言動や評価は、常にシビアかつ辛辣です。

「そんなバカみたいな怒り方しないで!」
「で、今後はどうしたいと思ってるわけ?」
「パパみたいな親にはなりたくないよ!」

こんな風に、私が彼から浴びた『叱咤』は枚挙にいとまがありません。

ママとの評価の差は如何ともし難いものを感じていましたから、息子の言葉は心底嬉しく思いました。

そんな訳で、今日はママへの「行ってきます」の後に、寝ている長男の顔をそっと撫でてから出発しました。

出勤電車では、袖で何度拭っても目の前が曇って仕方がありませんでした。

ホント最近私自身が「生まれてきてよかったなあ」って感じていたところだったので、長男に先に言われてしまいましたね。

不思議ですねえ。

血の繋がりというのは、こういうリンクを生み出すんですかね?

今度長男に「パパもそう思ってるよ」って、言ってみようかな?

いやあ。男同士、こっ恥ずかしいなあ。

あっ、そうだ!

今度実家の父で予行練習してみよう!

「お父さんが孫たちの面倒を見てくれた時にふと、『生まれてきてよかったなあ』と思う時があるんだよ」

どうですかね?気持ち悪いですか(笑)?

「僕もそうだよ」

とか言ってくれたら『胸熱』ですけど、

恐らく、予想される父のリアクションは、

「そういうのはいいから、親孝行で僕のブログに『いいね!』してよ」

だろうなあ(笑)。

まあでも、今日のこの胸いっぱいの気持ちを大事にして、息子や父に感謝の思いを伝えてみようと思った、そんな素敵な日でした😊

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