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$雑草ラジオ――狭くて自由なメディアで地域を変える、アマチュアたちの物語 単行本(ソフトカバー) 瀬戸義章 (著)

$雑草ラジオ――狭くて自由なメディアで地域を変える、アマチュアたちの物語
単行本(ソフトカバー) 
瀬戸義章 (著)


$解説
【発売からメディア掲載・出演続々!】
★J-WAVE TOKYO MORNING RADIO(ナビゲーター/別所哲也)に著者出演!(2023/2/13)
★書評続々掲載!:
・日本経済新聞(2023/2/11)
・週刊エコノミスト(2/28号)
・日刊工業新聞(4/3)
・東京新聞(4/8)
・日刊ゲンダイ(4/8)
・サライ(5月号)


【推薦】
「本当に人間として付き合える範囲」のローカルなコミュニケーションが、より重視される時代が来ようとしている──この本を読んで改めて思いました。スマホがあればコミュニケーションは十分と考えるのではなく、信頼し合えるコミュニケーションを、ラジオという媒体を通じて構築していく。それは災害時だけでなく平時でも大事だと、この本はその大切さを教えてくれました。
──海野忍(NTTコミュニケーションズ 元代表取締役副社長/BHNテレコム支援協議会 副理事長)

雑草のごとく、たった1つの種から育ち、近場に無数の種を撒き、根を張り、地のコンディションを変えていく。「背負って運べるラジオ局」で届けられる、たった1つの「想い」によって、一人一人の心に希望が宿り、地域が変わっていく──泥臭くて、地味で、それでいてたくましい「変革のドラマ」がここに!
──小島希世子(株式会社えと菜園 代表取締役/内閣府地域社会雇用創造事業 第一回社会起業プラン・コンテスト 最優秀賞)


その時、声を届けられるように。
アマチュア集団が作った「背負って運べるラジオ局」が、世界⼀の災害⼤国に広がり始める──!
先駆者たちの軌跡から、開発・実装のドタバタまで──
⽇本〜インドネシア、縦横無尽の物語。
社会を変える草の根アクションの可能性とおもしろさを⽣き⽣きと語る!


【本⽂より】
この本の登場⼈物たちも最初の⼀歩はごく狭い範囲から始まりました。
シドレジョ村で、⻑⽥区で、サミラン村で、
⽵竿のごときアンテナを掲げたところから、すべては動き出しました。
バックパックラジオのプロトタイプは、審査委員席にすら届かない放送距離でした。
放送技術をロクに知らず、マイクに向かって話しかけたことすら
ほとんどないアマチュアが、狭い地域で始めた活動だったのです。
それが、いつのまにか多くの⼈を互いに巻き込みあい、
インドネシアの法律を変えるほどのうねりになりました。
きっと、どんなことでもはじめの⼀歩は歩幅が狭く、⼩さなものなのでしょう。


【目次】
PART 1 先駆者たちの伝記
1 ⼩さなラジオ局、⽕⼭の村を変える
2 復興から、多⽂化共⽣へ
3 ラジオ局同⼠をつなぐ
PART 2 「持ち運べるラジオ局」への挑戦
1 合宿&発明コンテスト
2 インドネシアと⽇本の知恵
3 熊本地震の体験から
4 そして社会実装へ
5 災害ラジオの未来
6 おわりに ナローキャストを始めよう

$読者レビューより引用・編集
災害後の混乱の中、外に居る人による「災害報道」ではない、同じ被災地に居る人による「情報」の重要さ。今後技術の発達によって、災害FMでもAIの読み上げもできるようになるのでしょうが、やはり「肉声」で届けられることが、災害から立ち上がる人々にとってはきっと同じくらい重要なのだと感じた。
そしてそのような重要なメディアが筆者曰く「大人の部活動」のモチベーションで生まれ、支えられたことは本当にすごい。
このことも、多くの賞を受賞した所以なのだと思いました。もしかしたら、部活動のようなモチベーションのほうが、仕事のモチベーションより、社会を変ええることがあるのかもしれない…。
また、「音声メディア急成長」と言われる今、この本が出版されたこともとても興味深いです。私もVoicy

やPodcast

https://prebell.so-net.ne.jp/tips/pre_22111501.html

のヘビーリスナーです。VoicyやPodcastの魅力は、まさに「狭くて自由」なこと。コメントを入れればパーソナリティーの方がコメント返しをしてくれる、万人受けする話題じゃないからこそ面白い。(Voicyではリスナーが増えてくると「プレミアムリスナー」という有料サービスを始めることができます。これはパーソナリティーが活動資金を得ることで発信を持続可能にするとともに、「狭さと自由」を守る仕組みでもあるなと。)

災害復興、草の根活動の本でありながら、「大人の部活動」、「狭くて自由なメディア」の未来の話、希望の話だと感じた!

$出版社より


$商品の説明

著者について

[著者]
瀬戸義章(Seto Yoshiaki)
作家・ライター
特定⾮営利活動法⼈BHNテレコム⽀援協議会 プロジェクトオフィサー
1983年⽣まれ。神奈川県川崎市出⾝。⻑崎⼤学卒業。物流会社でマーケターとして勤務後、フリーに。著書に『「ゴミ」を知れば経済がわかる』(PHP研究所)、共著に『ルポ ⼀緒に⽣きてく地域をつくる。』(影書房)。






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