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オートバイカスタムの老舗 AutoMagicの代表取締役アラキミサオ カスタム道36年…

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オートバイカスタムの老舗 AutoMagicの代表取締役アラキミサオ カスタム道36年の経験と実績からなる独創的手法でカスタムの醍醐味を追い続ける。

最近の記事

■AUTOMAGICイズム■                       最終回10章・世間に惑わされるな!

序章:36 年に渡って業界に身を置きながら、独自の着眼や発想 でカスタムバイクやカスタムパーツを開発し続けるオートマジック代表、荒木美佐夫さん。その目を通して感じる現在のカスタム事情を言いたい放題で綴ってきたコラムも今回で最終回。連載の最後に選んだのは、 カスタム界だけでなく人生でも重要な「我が道を行く」というテーマだ。  街乗りやツーリングやレースなど、バイクにはいくつかの楽しみ方があるが、そんな中でカスタムに傾倒するユーザーは自分仕様のマシンにしたくてカスタムを選択して

    • ■AUTOMAGICイズム■                       第九章・ひとり勝ちでなく共同で業界の発展を

      序章:重く湿りがちの経済状況にあっても、常に新しい提案をして ユーザーにアピールし続けなくてはならないのがカスタムバイクの世界。バイクショップはそれぞれの個性で勝負すべきなのだが、一方でショップ同士が協力することで効率よく魅力的な成果を得ることもできるはず。業界全体の発展を考えた時、ポテンシャルアップのための方策を探りたい。  政治の世界では昨年末に政権が代わり、年が改まって為替や株価にもいくつかの変化が現れてきたようだ。ライダーや我々のようなカスタムショップにとって、どの

      • ■AUTOMAGICイズム■                            第八章・独創的な発想を保護するための特許とは

        序章:ショップやユーザーが自分好みに自由な発想で実践するのがカスタムであり、そこに権利関係を発生させることに違和感を覚える読者は少なくないだろう。しかし、誰かが思いついた発想が好き勝手に利用されれば、 元ネタを考える人や企業ほど不利益を困じることになる。 どんな業界でも発案者の権利を保護するための特許が有効である。  カスタムと特許というと、いかにも自分の権利を守るために必死になっているような印象を与えるかも知れないが、そうもしないと横行するパクリを押さえきれない現実がある

        • ■AUTOMAGICイズム■                                         第七章・DFCでカスタムをもっと自由に その2

          序章:オートマジックが開発したDFCは、フレーム補強として有効であるだけでなく、好みのディメンションを作り出し、オリジナリティの高いカスタムマシンを生み出すためにも効果を発揮する。リアの車高を上げてキャスター角を立てる、苦肉の策の手探り時代から視点を変えて安定性と運動性を 両立できるDFCの特徴を、さらに深く追求してみよう。  異種または同機種の2台のフレームを上下で組み合わせて、新たなフレームを生み出すのが「DFC=デュアル・フレーム・コンバインド技法」である。前号では、

        ■AUTOMAGICイズム■                       最終回10章・世間に惑わされるな!

        • ■AUTOMAGICイズム■                       第九章・ひとり勝ちでなく共同で業界の発展を

        • ■AUTOMAGICイズム■                            第八章・独創的な発想を保護するための特許とは

        • ■AUTOMAGICイズム■                                         第七章・DFCでカスタムをもっと自由に その2

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          最後のTast of Freelance時代に参戦

          最後のTast of Freelance時代に参戦

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          まさかの...初出場初優勝の偉業達成♪

          まさかの...初出場初優勝の偉業達成♪

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          ■AUTOMAGICイズム■                    第六章・DFCでカスタムをもっと自由に その1

          序章:純正パーツ流用、エンジン移植とカスタムの内容が大がかりになっても、あいかわらず補強や加工レベルから抜け出せなかったのがフレームだ。独創的なカスタムマシンを製作するためには、スタンダードフレームの壁を超えなくてはならない。そうした考えからオートマジックが開発したのがDFC=デュアル・フレーム・コンバインドである。  このコラムで何度も語ってきたが、他人が思いつかない着眼点や発想で、独創的なアイデアをカタチにするのがカスタムバイクショップがあるべき姿であると思う。ビジネス

          ■AUTOMAGICイズム■                    第六章・DFCでカスタムをもっと自由に その1

          ■AUTOMAGICイズム■                                            第五章・グレーを「シロ」にする改造公認

          序章:カスタムバイクショップがユーザーのためにカスタムマシンを製作する際は、安全と安心を担保する「公認車検」を取得することが重要だ。カスタムがグレーゾーンな趣味として認識されていた頃から、オートマジックでは正面から公認車検に取り組んできた。現在、誰もがカスタムを楽しめるのは、先人の取り組みのたまものでもある。。。 格好良さや速さなど評価軸はさまざまだが、他人とは違う個性を求めるのが バイクのカスタムである。今やパーツ量販店でも気軽にカスタムパーツを購入できるが、30年ほどさ

          ■AUTOMAGICイズム■                                            第五章・グレーを「シロ」にする改造公認

          ■AUTOMAGICイズム■                 第四章・発想転換で新たな価値を創造する                    

          序章:カスタムバイクが少数派に向けた特別な嗜好品だった頃、オーナーには「いかに他人とは違うバイクに乗るか」ということが重要だった。そんな中から生まれたのが、他機種用エンジンを移植するカスタム手法。一部から批判の的になりながらも「カスタムコンプリート」と名付けた企画は大当たり、新たな価値を作り出す重要性をアピールした。 日本のカスタムバイク製作の手法として、1990年代半ばまでの主流だったのが「純正部品流用」カスタムだ。当時のバイク雑誌を見ても分かるとおり、カワサキZ1やスズ

          ■AUTOMAGICイズム■                 第四章・発想転換で新たな価値を創造する                    

          ■AUTOMAGICイズム■                           第三章・フレーム補強にどんな意味があるのか?

          昨今のカスタムシーンでは、エンジンのパワーアップや、タイヤやサスペンションのグレードアップとセットで考えられているフレーム補強。だが本当に補強が必要なバイクがどれほどあるのか、その効果を実感できるライダーがどれほどいるのか? 玉石混淆のカスタムバイク業界にオートマジックの荒木代表があえて問う。  全国のカスタムバイクショップで製作されたコンプリートマシンで、定番メニューのように行われるのが「フレーム補強」である。ショップ独自の経験やノウハウか、過去の有名なレーサーを参考にし

          ■AUTOMAGICイズム■                           第三章・フレーム補強にどんな意味があるのか?

          ■AUTOMAGICイズム■                    第二章・カスタム用パーツの量産化とその功罪

          ■一部の「好きモノ」だけの楽しみだったカスタムは「純 正パーツ流用カスタム」によって一気にポピュラーに なった。その中で重要な役割を担ったのがオートマジッ クのフロントオフセットスプロケットだった。カスタ ムパーツの量産化はブームの成長に貢献したが、一方 でコピー、模倣という罪を生み出すことになった。 1980年代のバイクブーム、中でもレーサーレプリカブームを通じて、ブレーキやホイール、スイングアームなどの純正足周りパーツが著しくグレードアップしたことは、多くのバイク好きが

          ■AUTOMAGICイズム■                    第二章・カスタム用パーツの量産化とその功罪

          ■AUTOMAGICイズム■               第一章・ カスタムって自由なものでしょ?

          序章:バイクのカテゴリーとしてすっかり定着した「カスタム」。 だが、そもそもカスタム産業はどのようにして生まれ、どう進むべき なのか? ここでは現在に続く絶版車カスタムブームの一翼を担った、 オートマジックの荒木代表の提言には、 これからもバイクを楽しみ続けるためのヒントがある。 今から思えば信じられないほどの 1980年代のバイクブームは本当に凄かった。 老若男女を問わずライダー人口が急激に増加して、ニューモデルが 次々と登場し、バイクを店頭に並べておくだけで売れる時代だ

          ■AUTOMAGICイズム■               第一章・ カスタムって自由なものでしょ?

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          0:56 / 1:08 Vmode Studioプロモーションビデオ

          千葉市若葉区のレンタルスタジオPV クルマが自走で入れるスタジオ。ターンテーブル装備 映像はGSXR1000の現行モデルをドナーにカタナにドッキングしたスペシャルマシンの走行シーンとカスタムバイク製作現場

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          「自発」第2章ウラ版「一人討論」2015年5月14日著書

          一般的視線から見た普通の個人感想や意見の「第2章」 それとは違った角度や視線で見てその立場に立ったつもりで考えてみると 違った見え方と違った考え方が見えてくる。それも面白い。 3無主儀?20無主儀? 自らあえて選択してそんな現象になって行ったわけではない。 何でも理由と経緯がある。 マスコミは何でも面白おかしくする為、誇張する。 電車の中でベッタリ座り込んでる女子高生やキレやすい若者。 苦労や忍耐を馬鹿にする、単語しか話せない。 メンタルが弱い、自己中は増えている、 決し

          「自発」第2章ウラ版「一人討論」2015年5月14日著書

          「自発」第2章2010年9月1日著書

          一昔前は、その頃の若者を 「無気力、無責任、無関心」の3無主義時代と呼ばれていた。 1970年代。 「無感動」を加えて4無主義とも言われていた。 その3無主義といわれた世代は、現在50代後半から60代にかかっている。 1980年代。 かつての4無主義(無気力、無責任、無関心、無感動)に、 「無作法」が加わって五無主義となり、 現在40代中盤から後半にかかっている。 上記の現象は平和と高度成長の副作用なのだろうか?その年齢層は人口が多く競争率も激しい時代でしたので野心野望を持

          「自発」第2章2010年9月1日著書

          「自発」第1章2008年著書

          人は、 指示され動く、成り行きで動く、習慣で動く、無意識で動く、考えて動く。 行動には様々な理由がある。そして様々な成行きがある。 結果にも理由がある。 たとえば仕事で言えば、 任されたポディションでどう発揮できるか?貢献できるのか? そこからどう登りつめられるか?どこまで出来るか? 楽しみであったり、難しかったり、面倒くさかったり・・・ 手抜きも、ぬるま湯もあるし、逆に開拓心と好奇心であふれ必然的に前向きに進んでいる人もいる。それぞれだ。 自分で選らんだその取組み方、選択肢

          「自発」第1章2008年著書