やりたくない事をやらない努力
やりたくない事をやらない努力、できていますでしょうか?
先日、2019年の世界幸福度ランキングが発表されましたね。
1.フィンランンド
2.デンマーク
3.ノルウェー
そして日本は、先進国の中では最下位の「58位」という結果でした。
調査項目の中の「GDP(国内総生産)」「健康寿命」は上位だったものの、「社会の自由度」や「他者への寛容さ」が低い数値だったのが要因のようです。
物資、医療、技術、治安は世界でもトップクラスなのに、日本人の多くの人の心が満たされていない状態なのです。
しかし、人生の先輩方の話や、一昔前の制度を見る限り、昔よりも今の方が社会の自由度も、他者への寛容さも改善されている事がわかります。
(障害者、LGBT、外国人受け入れなど)
それでも残念ながら日本人の幸福度は低下し続けています。
僕はその原因は、
個人個人が「やりたくない事をやり続けているから」
だと思っています。
仕事、家庭、人間関係、健康など、あなたの日々の生活の中で「やりたくない事」の割合は何割ほどありますか?
日々の中で「やりたくない事」をやっている割合が高い人ほど、「やりたくない事をやるための言い訳」をとても上手に説明します。
なぜなら、「やりたくない事をやらなければいけない」と信じているからです。
そして、そのような人の多くはそれを自分のせいではなく、誰かのせいにしてしまいます。
本当は自分で自由に選択できるのに、「自分では選択できない」と信じ込んでしまっています。
なぜなら、「言う事を聞く事は良い事」や「やりたくない事も我慢してやる事で幸せになれる」と教えられてきたからです。
僕自身は、本心から自分の人生が幸せだと感じています。
そして、それは他人や社会や環境がもたらしてくれる物ではなく、自分の心の状態次第でそうなれる事もわかっています。
だからこそ自分の人生に感謝ができるし、自分が幸せだからこそ、身の回りの人や環境にも感謝ができています。
約2年前から、「自分の心を蝕む事はしない」と決めて、ひとつずつやりたくない事を手放す努力と工夫をしてきました。
それを「懸命」に取り組んできました。それこそ命を懸けて。
仕事を辞め、家族や身近な人たちからの評価を手放し、長年付き合ってきた友人と離れる選択をする事もありました。
世界中の誰からも認められなくても、まずは自分が自分を認められるようになる事から始めようと。
自分が自分を蔑んでしまうような心の状態は苦しすぎるんです。
世界中から賞賛されようと、自分が自分を尊重できていなければ、本当に幸せになる事はできないと思っています。
今あなたの人生が幸せではないのなら、もっと自分に寄り添いましょう。
嫌で嫌で心が消耗してしまう事からは進んで逃げましょう。
自分が喜び、心が健康になるのならたくさん甘やかしましょう。
未来に何かを成す事ばかりに捕われないでください。
今まで生きてきた過去の自分を認めましょう。
過去を抱きしめ、今を認める事ができれば、自信がつきます。
やりたくない事をやめれば、やりたい事が見えてきます。
自信を持ち、やりたい事をやっている人はとても魅力的になります。
その魅力に、素直な心を持った人たちが惹かれてやってきます。
そしてあなたに価値を感じるようになります。
ぜひ幸せに生きてください。
やりたくない事をやっている努力をしているのなら、やりたくない事をやめる努力に変えてください。
そしてそれをやりたい事をやるための努力に使ってください。
今日も素敵な人生をお過ごしください。
鈴木天尋
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