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不滅のスペクタクル映画「タイタニック」もしあの場に自分がいたらと想像する極限の旅。

不滅のスペクタクル映画-タイタニック。
なぜか年の暮れに家族で観てやっぱり号泣。3DIMAXか4DXでもう一度、観てみたい。
今またあの非日常、極限の旅へ。

今、私は年末の空いている通勤電車に乗っている。今日も明日も仕事だが、年末気分の稼働しない脳味噌には、非日常なことを考えるに尽きる。

もし、あの場にいたら、自分ならどうするか?

2237人の乗客の内、1517人が死亡した大惨事。

階級社会も織り込んで、どこにいたかでも生死の分かれ目になっただろう。

極限の状況で人間の本性が露わになる。

何より婦女子を優先して救命ボートに乗せた男たちもいれば

婚約者のビリーゼインみたいな人や、中には女装してボートに乗り込んだ人もいたらしい。

そんな中で、あの楽器弾きの人達のシーンが胸を打つ。早く逃げましょうと思いつつ。

ちなみに実際には日本人乗客はただ一人。

いち早く船の異変に気づき、二等船室から甲板に出て「あと二人乗れる」との声に救命ボートに乗り込んだという。

彼が生還して、子供が生まれたのだけど、なんとミュージシャンの細野晴臣のお父さんだそう。

つまり日本人唯一の乗客でもあり、生存者は細野晴臣のお爺ちゃん。

伝説のバンドYMOの誕生にも因縁があるとは、不思議な逸話である。

映画「タイタニック」は3時間14分をまさに前半の豪華客船の隅々に至る美しい内装と調度品と衣装に包まれて様々な人間模様を見せてくれる。

特にモリーブラウンを演じたミザリーのキャシーベイツがまたいいんだよな。私の「ミザリー」トラウマが今作で薄まった 笑

大海原にディカプリオと出発するワクワク感から中盤の2人の身分差の恋模様をへて(私は2人で三等客室で踊るシーンが好きだ)

クライマックスの怒涛のスペクタル体験を味あわせてくれる。

傾いたタイタニックで人々は滑り落ちて行く。

映画の醍醐味をめいっぱい詰め込んだ、やはりこれぞエンタテインメントの傑作だと思う。

そして2人ともついに入水、、、の瞬間は必ず息を止めてしまう。

そして、不謹慎にもふと思う。華奢なディカプリオと逞しいケイトウィンスレット。生き残りそうなのはどっちだろうか、、、

ぜったいディカプリオ無理よね。。それも愛。。

いやぁ、この映画には人間ドラマ、青春、ロマンス、冒険、感動、悲劇、スペクタクル全てが濃縮され詰まっている。

ジェームズキャメロンはアバターの続編はもういいからタイタニックのような重厚、壮大なスペクタルを創って欲しい。

キャメロン渾身のリアルかつエモーショナルなスペクタルをもう一度観たい。

ああ、仕事場に着いたので非日常から日常へ戻ろう。。

でも、生きているだけで感謝!

仕事納めた皆さまは今年もお疲れ様でした。

そして皆さま、良いお年を!

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