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創造論・無神論、投票、戦争と財政【注目の新刊】#3



こんにちは!積読が増え続ける男、赤池エアです!

前回から引き続き、個人的に気になっている新刊を簡単に紹介します。目を通して趣味が合うなと思った方は、ぜひスキ・フォローをよろしくお願いします!記事を書く励みになります!

また、この記事内のリンクから本を買っていただけると僕が得をします!見知らぬ人間が得をするのが嫌な人は、ぜひ書店に足を運んで購入してください!

ええチョイスするやんけ、ちょっと得させてやりますわというキップのいい方は、ぜひ記事内のリンクからご購入ください!僕が BIG KANSHA(※巨大な感謝の心のこと)を空に向かって放ちます!

では、行きましょう!

1. 『創造論者vs.無神論者 宗教と科学の百年戦争』

序章 本書を導く十の信念
1 明日の天気から遺伝子まで
2 無差別攻撃からのバトルロワイヤル
第1章 パロディ宗教の時代――銀河の騎士とモンスターの逆襲
1 神様になった天才
2 隣の宇宙人
3 もう一つのスカーフ事件
4 空飛ぶスパゲッティ・モンスター
第2章 猿の町のエキシビションマッチ
1 モンキー・ビジネス
2 争点なき裁判
3 頂上作戦
4 評決の行方
第3章 ポケモン・タウンの科学者たち
1 無敵の疑似科学
2 インテリジェント・デザイン論者の流儀
3 冷たい弁護士と博士たち
4 デザイナーは誰だ?
5 撃ちてし止まん
第4章 四人の騎士――反撃の新無神論者
1 ゾンビとの戦い
2 いつか宗教を滅ぼすために
3 無垢ならぬ聖者たち
4 たったひとつの冴えたやり方
5 敵の神をこそ撃つべきだ
第5章 すべてがFになる
1 遠い昔、はるか彼方の銀河で
2 清く正しく
3 取り憑かれた神学者
4 偉大さの代償は責任
5 原点回帰
終章 宗教と科学の次の百年
1 ものすごく近いけど、うるさいしあり得ない
2 誰が淘汰されるのか 
あとがき

岡本 亮輔『創造論者vs.無神論者 宗教と科学の百年戦争』(講談社選書メチエ)目次

ネットで大人気の宗教、「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」(以降はスパモン教と略称)が表紙だ!!!ワーイ!!

スパモン教を知らない人のために、どんな宗教なのか教義をいくつか紹介すると、こんな感じ。

  • 宇宙は空飛ぶスパゲッティ・モンスターによって創造された。これは空飛ぶスパゲッティ・モンスターが大酒を飲んだ後のことであった。

  • 祈るとき、「アーメン」の代わりに「ラーメン」と言う。

  • 教祖や教団にお布施をする代わりに、そのお金は「貧困をなくす」、「病気を治す」、「平和に生きて、燃えるように愛して、電話の通話料を下げる」ことに使う。

詳しく知りたい人は以下のWikiを参照。

スパモン教にかぎらず、どの見出しもめっちゃ気になります。

2. 『投票の政治心理学――投票者一人ひとりの思考に迫る方法論』

序文と謝辞 各章の概要
1 ホモ・スフラーガートル
投票するヒト なぜホモ・スフラーガートルなのか? ホモ・スフラーガートルとは何者か? 個人と集団 入れ子構造になった長短のサイクル 不可解にして魅力的な投票者の心理 従属変数の転換 定着と改革のバランス――地図にある領域とない領域を進む 課題とパズル リサーチクエスチョンと運用上の課題 モデル 本書の真髄
2 投票者の心の地図を描く ホモ・スフラーガートルの解剖学
3 投票者の1日
4 パーソナリティと倫理観
5 選挙の記憶
6 選挙のアイデンティティと、個人と社会のダイナミクス
7 選挙と感情
8 選挙エルゴノミクス
9 選挙がもたらす解決感と雰囲気 希望から敵意まで
10 最終章 選挙の世界をひっくり返す 理性の時代を超えたホモ・スフラーガートル

マイケル・ブルーター /著、サラ・ハリソン/著、岡田陽介/監修、上原直子/訳
『投票の政治心理学――投票者一人ひとりの思考に迫る方法論』(みすず書房)目次

目次全部を引用するとバチバチに長いので、1章だけ小見出しも引用し、あとは大見出しだけとしました。

選挙の機能という話になると、代表者をどう選ぶのかという部分にフォーカスしがちですが、この本では「投票者」に焦点を当てているようです。

特に、「選挙は政府と市民、さらには市民同士の交流の機会」になっているという切り口で、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ジョージア、南アフリカ共和国で調べたそうです。

政治や心理学の話は完全に専門外で、なーーんにも知らないので、この切り口がどれくらい新しいものか僕にはわかりませんが、少なくとも僕自身は一度も考えたことない切り口だったので、すごく気になります。

また、「投票」に関して以下の本も注目しています。

松林哲也『何が投票率を高めるのか』(有斐閣)

先ほどの本は、日本での調査がないのでどれくらい日本でも当てはまる話なのかわかりませんが、こちらは日本での研究を紹介したものになります。

投票率向上に関係する要素はなんなのか?というのを検証した本って意外と見たことないなという印象です。

投票率が下がってるっていう話が問題として騒がれるなら、必読なのかなと思います。

3. 『戦争と財政の世界史 成長の世界システムが終わるとき』

序章 国の借金はなぜ減らないのか
第1章 「戦争国家」オランダの財政革命
第2章 財政=軍事国家イギリスの興隆
第3章 商人がつくった「帝国」システムーーハンブルクとロンドン
第4章 ディアスポラの民が世界を縮めた
第5章 手数料と電信の世界帝国
第6章 恒常化する国家の財政赤字
終章 成長の世界システムが終わるとき

玉木 俊明『戦争と財政の世界史 成長の世界システムが終わるとき』(東洋経済新報社)

戦争するとなると、めちゃくちゃ金がかかるはずなんで、戦争と財政っていう組み合わせで論じるというのは、面白いなーと思って注目しているんですが、いま(2023.10.23)Amazonレビュー見た感じ、酷評が多いので意外とそこまで面白い本じゃないのか?となっています。

実際に自分で読んで判断したいと思います。


以上、新刊紹介3冊でした!!!

こんな感じでこれからも注目の新刊を週1のペースで紹介していこうと思うので、ぜひスキ・フォローをお願いします!!

また、実際に読んで良かった本を月1で紹介しようと思うので、そちらも是非お楽しみにしててください!!!!

では、また!!!

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※赤池エアは、Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

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