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野党にも目を向けよう。

noteとtwitterでフォローしているコペル&アヤ先生の記事がとても良かったので、シェアさせて頂きました。

1.衆議院選挙は目の前

最近のマスコミ報道は、自民党総裁選ばかりを取り上げていますが、もっと大事なのは今秋確実に実行される衆議院議員総選挙ではないでしょうか。なぜなら、国会議員を国民が選ぶのが総選挙で、これからの国政を方向づけるものだからです。それが一政党の党首選びに隠れてしまってはいけないのです。また与党の動きを伝えるなら、野党の動きも同時に報じないといけないでしょう。そうでないと、メディアはプロパガンダか、という話になりかねないと思いますよ。

2.野党共闘は本気度の表れ

立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新選組の4党で政策協定ができた事は、本気で政権交代を勝ち取る決意の表れだと思います。各政党で話し合い共通点を洗い出して選挙を戦う、地方の首長選では既に実現していますから(沖縄県知事選挙、横浜市長選挙など)、国政でもできない筈はないのです。もっと言えば、できると信じたい。それには自分が投票に行くことが大事ですね。

3.立憲主義政府を

主な共通政策を見ると、日本国憲法の基本理念に基づいて国政を運営していこうという姿勢が鮮明に出ていると思います。なにせ、自公政権では辺野古基地が強行するわ(工事は止まっていますが)、核兵器禁止条約に背を向けるわ、日本学術会議の任命拒否するわで、憲法に背くことばかり行われているのが正直な感想ですから。そうではなくて、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重という憲法の基本3原則を守って、それに基づいて政策を形成付ける政党に、国政の基幹を担ってほしいのです。

4.全部が入閣じゃなくても良い

立憲民主党が実際に政権を取ったとします。その時に共産党や社民党も入閣するのかどうか。私は、1人は閣僚につけた方がいいとは思いますが、なくても政権運営は可能です。それは政権党は内閣の他に国会運営でもキャスティングボードを握るわけですから、共産、社民が閣僚を出さない代わりに衆議院と参議院の各委員会で委員長ポストを数本取るとか、そういう方法でもいいわけです。日頃、政権に関連するニュースはどうしても内閣の動きに目が行きがちですが、職場である両議院の動きも見ていくと、視野を広げて考えられるのかなと思います。少なくとも、日本では議員内閣制をとっていて、首相は国会で指名しますから。また、法律を決めるのはあくまで国会の仕事で、本会議の前に各委員会で専門的なテーマを議論して、ある程度形を作るというプロセスを踏むわけですから、そこで主導権を取れれば強いでしょう。

5.野党が本気出したら変わる。

選挙自体はまだ始まっていないので、結果がどうなるかは分かりません。それでも、共通政策を前面に出して、野党が結束して選挙を戦うことで、与党側に政策にも何らかの影響を及ぼせるのではないか、と思います。そうなれば、きっと色んな変化が起こせるでしょう。それには、与党だけでなく野党の動きも私たちが注目していくことが本当に大事になると思います。

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