勤めに行かないという選択


私は3月上旬に仕事を辞めた。
融通が効いてこちら都合での欠勤を快く受け入れてくれた最高の職場だったけど、もう行きたくなかったんだ。

辞める理由はなかった。だけど仕事に行きたくなかったんだ。
辞めるも休むも言えず無断欠勤。
職場の人から電話やLINEが出勤人数分来た。
だけど話すと戻ってしまいそうだったから無視したんだ。
一筆書いて郵送した。2年半お世話になった場所だったから。

翌日、派遣会社から電話が来た。
無断欠勤に対する注意だったけど、限界を伝えて退職した。

それから私は単発派遣の日々を送ることになる。
それと同時に以前関わった人がやっていた鑑定士という職に興味を持ち占いサイトに応募したのだった。

これで生計を立てるぞという気持ちが強く、もう勤めに出たくないという気持ちから寝る間もないほど稼働していた。

よくやったなあと思う。
あの頃の自分は。

お客さんを良くしたい、救いたい、現実世界をより良くしてもらいたいという気持ちからスパルタ鑑定士になって口コミもボロカスに書かれてお客さんも切れたなあ。

この仕事が好きだから、楽しいからいつの間にか単発派遣も行かなくなった。
時間に縛られたくなかったんだ。

決まった時間に職場に行って、その時間拘束されてって。私は私だもん。自由にさせてよって気持ちで。
楽しくなかったんだなあと感じた。

単発派遣を手放した私は自由と同時に不安も覚えたが、自分を大事にしている快感だけはずっと心と体感に残っている。

これからどうなるかわからない…
不安もある。
だけど、こうやって自由に働くのは昔からの夢だから。
やっと叶える時が来たからって思うの。
だから今度こそ叶える。

勤めに行っていたら給料は決まっていただろう。
上限はあったし、常にお金に囚われていただろう。
いつまでたっても自分は住みたい場所に住むという希望は持てていないかも。
いつかでなく断言してみようか。
2025年引っ越すわ。
2LDKの綺麗で広いマンション
白基調とした家具で
一人一部屋あって
猫がいてもいいだろう
犬がいてもいいだろう
タワマンではなくとも7階以上には住みたいな
子どももわたしもいい距離で
このマンションで快適に暮らすんだ。

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