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居心地のいい場所を探す
大学をまもなく卒業する3月、ルームシェアというものを始めた。このお話は若かりし日のトガった思い出のほんの1ページ。
いきさつきっかけは私の思い付きで、ゼミの同期2人に提案したことが発端。2人は実家暮らしで、それぞれが4月からの生活に不安を抱えていた。それは私も同じことで、大学院の夏入試に失敗し自信を失い田舎の親には院の費用はとても負担できそうにないと告げられ、今さら就職先も見つけられず何なら不安
叶わなかった恋愛感情の行く先1
「私はそうじゃないから 付き合えないよ」
すごく好きだった人に意を決して告白、そして玉砕。「でも…」
「一緒にいようよ。好きだし」
彼女の好きというのは、友だちとしての“好き”。私の好きは“恋人になろう”の意。
大好きで大好きで告白した人に、友だちとして一緒にいようと言われて否定できるほど当時の私は強メンタルではありませんでした。
この告白相手はオクダさん(仮)。学校でもバイトでもない場所で出