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あなたは仲間ですか?会社編

先日こんなことがあった。
僕のメンター小太郎くんと支店長の考えがぶつかって、話し合いになったのだ。
議題は開拓リストについて。
当初掲げたターゲットへ活動しておらず、違うターゲットになっていること

支店長の言い分
・最初にターゲットにすると言ったのにやってない
・変わったのなら、ターゲットも変えなければいけないはず
・そもそも変わるならなぜターゲットにしたのか

小太郎くんの言い分
・最初に掲げたターゲットの条件と今のターゲットの条件は違う
・変わったのに入れてないのは、自分が悪いです、すみません
・いつもミーティングで言っていたので支店長は知っているはず


結論、ここでの問題は支店長が仲間では無かったということだと思う。

確かに小太郎くん以下、僕とIくんや次長が当初のターゲットを狙っていないのに変えていなかったのは悪い。
それにターゲットにしたのならそこを対象にするべきだと思う。

ただ、この話は今に始まったことではなく、支店長も散々ミーティングに参加して聞いていたのだ。
このことを言えるチャンスはめちゃくちゃあった。
それこそ1年ぐらいあった。
だけど言っていない。
僕たちもお互いに言わなかったし、気づかなかったのは悪い。
それは皆、ターゲットリストがナンセンスだと思っていたからだ。
あまりにも表が多すぎて何が基準かわからない。
毎回毎回ルールが変わる。
野球と思って参加したのに、いきなりソフトボールになっていてピッチャーが上から投げて反則退場になるようなものだ。
流石にルールを変えられては太刀打ちできない。

なぜ、今になって支店長が言ってきたか?
それは支店長や専務とのミーティングがあるからだ。
→その際に開拓状況を支店長は聞かれる。
→そこで空白の表は出せない
→おい!小太郎、その他!なんで入れてないねん!

この流れで支店長の脳が部下を攻めろと命令したのだろう。
スペックの問題だから仕方ない。
そうなるような脳を持っているから仕方ない。

ただ、支店長は味方ではない。
確かにこれが裁判だったら支店長の勝ちだろう。

支店長
「裁判長、彼らは当初掲げたターゲットに対して全く営業活動をしていません」
「これは会社に対する反逆行為です」
「これが組織の人間と言えるでしょうか?」
「私はこのことに対して、非常に遺憾を覚えます」
「私からは以上です」

小太郎と愉快な仲間たち
「確かに、その通りです」
「罪を受け入れます」


支店長は検事なんだ!
仲間ではないんだ!
こちらは自分で自分を弁護士しなければならない。
その場合は自分の都合を言っているようにしか聞こえないので不利だ。

ずっと言える機会があったのにもかかわらず、真実を知っているのに言わない。
そして機会を見て、追求して罪を着せる。
もしくは、
ずっと言える機会があったのにもかかわらず、真実を知らないので言えない。
支店長は後者だろう。

正直なところ、気づいていなかっただけ。

はー・・・・・
支店長万歳。

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