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鳴かぬホトトギスをどうすればよいのかが悩ましい件

月曜日はキャリアに関する話題を。

昨日23(日)、大阪城天守閣復興90周年イベントとして『大阪城夢祭』が開催されました。
『大名行列パレード』では、『関ジャニ∞』の村上信五さんが架空の大阪城城主に扮し、関西ジャニーズジュニア約50人を従えて園内を練り歩きました。
鎧兜の装束では汗ばむだろうほどの快晴の下、約8,000人が見物に訪れたようです。

ジャニーズで『関西』といえば、私の世代では Kinki Kids(堂本光一・堂本剛)ですが、今回、白羽の矢が立った村上信五さんは歴史オタクとして数々の歴史番組にも出演していますので、納得の人選です。

そうそう、芸能ネタではなくキャリアのお話しでした。

『鳴かぬなら、殺してしまえ ホトトギス』(織田信長)
『鳴かぬなら、鳴かせてみせよう ホトトギス』(豊臣秀吉)
『鳴かぬなら、鳴くまで待とう ホトトギス』(徳川家康)

イベント終了後の記者会見の場で、
『三英傑の「鳴かぬなら…」という句でいうと、村上さんはどのタイプ?』
と訊かれて、彼はこう応えていました。

『織田信長の「殺してしまえ」は、今の世の中ならコンプライアンス的にアカンでしょ!(笑)』
『そういう意味では、「鳴くまで待とう」の家康公は今風というか、さすが先見の明を感じますね』
予め用意されていたかどうかは定かではありませんが、なかなかの名回答ぶり。

これを聴いて思ったのが、部下の指導やコーチングに於ける支援のスタイルです。

 『馬を水辺に連れて行けても、馬に水を飲ませることはできない』
(You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.)

のどが渇いていない馬を無理やり水辺に連れて行くだけでもたいへんですが、のどが渇いていない馬は水を飲みません。
人は他人に対して機会を与えることはできるが、それを実行するかどうかは本人のヤル気次第なんですね。

ヤル気のないクライアントを、簡単に見捨てるわけにはいかない。
(尤も、匙を投げるレベルの場合もありましょうが…)
本人がヤル気になるまで、じっと待てるのか?
いや、とことん話させて、とことん傾聴して、本人のヤル気を引き出すのがコーチですね。
その為には、クライアントを信じる。きっとヤル気になってくれるという肯定感こそが、よい結果を生み出すと思います。

転じて、自身のことについてはどうでしょうか?
将来の夢を諦めるのは簡単です。
自分はできる、きっとできると信じる自己肯定感。
そして、その日が来るまで戦略的にあらゆる努力を継続する。
これだけ頑張ったのだから鳴かせてみせる、
これだけ頑張ったのだから鳴くまで待とう。

かくありたいですものです。

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