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春避行(歌詞)

二度目の春 知らぬ街
見知らぬ人と隠れんぼ

人気のない通りの裏
息を止める 束の間に

溢れ出す

何となくで過ごして
何となく聞き流して
言葉の裏で落書きをして

何となくで過ごせて
何となく生き長らえて
言葉の端で口を切った夜

思い出す

四度目の春 知らぬ街
見知らぬ人と鬼ごっこ

汗ばむ肌 湿る綿布
額を伝い 頬を流れる

曝け出す

何となくで過ごして
何となく聞き流して
言葉の袖で傷を隠して

何となくで過ごせて
何となく生き長らえて
言葉の綾でしらを切った夜

逃げ出す

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