カシイソウタ

the seaquelという存在しないバンドで歌詞を書いています。

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  • Lyrics -the seaquel-

    the seaquelの歌詞一覧。 written by Sota Kashii

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春避行(歌詞)

二度目の春 知らぬ街 見知らぬ人と隠れんぼ 人気のない通りの裏 息を止める 束の間に 溢れ出す 何となくで過ごして 何となく聞き流して 言葉の裏で落書きをして 何となくで過ごせて 何となく生き長らえて 言葉の端で口を切った夜 思い出す 四度目の春 知らぬ街 見知らぬ人と鬼ごっこ 汗ばむ肌 湿る綿布 額を伝い 頬を流れる 曝け出す 何となくで過ごして 何となく聞き流して 言葉の袖で傷を隠して 何となくで過ごせて 何となく生き長らえて 言葉の綾でしらを切った夜

    • Letter(歌詞)

      それはまるで春の嵐みたいだったようだ 風のように現れて不意に消えていった 隣にいたようでいなかったような 夢のようで虚な現実だった 当たり前に毎日が通り過ぎていった 「またいつか」それからどれくらい経った? もしも運命の歯車を掛け違えていたら 遥か彼方 思いは泡のようになった enough for me これ以上 何を望めば enough for me 君だけ それでいいのに 思い上がりみたいだ 何様のつもりだ 次は誰が王様? 古くなった凱歌だ 真っ白四角い部屋の中で君

      • カゲロウ(歌詞)

        何もなくなった やり遂げた訳でもないのに また見失った 僕の原点 ここにあったのに やる気なくなった もうやめようか こんな遊び 時間なくなったが 都合良かった 諦めるのに いつまで燻ってんの いつまで仮面被ってんの 嘘で塗り固めてさ 動けなくなってんの ダセー もううるせえよ もううるせえよ もう許せよ めんどくせえよ こんな事ばっか 愚痴ばっか 口を塞げよ もう嫌んなった はいそうですか それじゃサヨナラ いつまで寝転がってんの いつまで布団被ってんの クソみた

        • A5(歌詞)

          本当はきっと分かってる 何もない事は分かっている 本当はちゃんと分かってる 変わり者なんかじゃないんだ 本当はずっと思ってる 卑屈な心を隠している 本当はちょっと思ってる 生まれ変われるんじゃないか 好き勝手に生きたツケを 払う時だ ここらで精算だ 私を見ていてよ いつだって注目の的でいたくて 長い髪を揺らして 音を鳴らしている 見て見て 自由に踊れるよ 軽やかなこのステップを 本当はきっと分かってる 身の丈だって分かっている 本当はちゃんと分かってる それでも夢見て

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        春避行(歌詞)

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        • Lyrics -the seaquel-
          101本

        記事

          人生桜花(歌詞)

          あの日あの時はどうだとか 今年の桜はどうだとか 何気なく過ごす毎日が 今日も在って良かったね 下ばかり向いて歩いてた 逃げ出そうなんて思ってた 春が訪れを告げる度 僕は苦しくなってた そんな日々も思い出だね そう言えばアレは笑ったね たわいもないも愛と知る 今も これからも クロノスタシスみたいにして コンビニエンスストアに寄って ビールは飲めないねって笑う 「今夜も桜が綺麗ですね」 ある日ある所から始まって めでたしめでたしで終わりたい 読み聞かせてあげるから 何度

          人生桜花(歌詞)

          clingy(歌詞)

          強がって放った強い言葉も 嫌だって言えなかったあの日も 後悔ばかり 繰り返していた 本当はただ 側に居たかった 全部全部受け入れるから 受け入れてなんて思わないから 君がいれば それで十分で 私の生きる意味になっていた 取らないでよ 私だけの宝物 閉じ込めてしまいたいくらいに 二度と離さないから 刻みつけた かけがえのない 君以外どうだっていいくらいに 思ってしまったよ 思ってしまうんだよ 縋っていただけだったなんて 今夜も眠れない 邪魔しないでよ 入ってこないでよ

          clingy(歌詞)

          瞬火(歌詞)

          つまらないものばかりで つまらない奴ばかりで 退屈を持て余すような そんな日々 興味なかった 私は私のためだけに 私は私らしく在るために 私のためだけのステージ 何処かにあるはずなんだ ふらふら 溜まっていく フラストレーションを 開放弦 掻き鳴らしていけ 今この一瞬 一瞬だけが 存在の証明 光を浴びていたい 今この一瞬 一瞬を重ねて 一生生きていこうと思ってた そう思ってたんだ 面白いことをしたくて 面白い奴といたくて 興奮が冷めないような 偶然でも それに賭けてみ

          瞬火(歌詞)

          スターシーカー(歌詞)

          沈黙と熱気に包まれていた 身体が熱くなるのを感じていた 自然と拳を固く握っていた 君に届くと確かに思ったんだ 観衆は一体となって揺れていた 君を見つけ出すのは簡単だった 目と目が合ったはずだったんだ 何故君は走り去ってしまったんだ 君に届けたくて 歌を歌っていた 君に向けた言葉だった 君はいなくなって 足元は濡れていた 僕の何がいけなかった? どうして うまくいかないんだろう ひとつ増やすとひとつ消えてった 君の代わりなんていなかった 駅前 校舎 探し回っていた 小さな

          スターシーカー(歌詞)

          owl(歌詞)

          少し疲れている きっとそれだけの事で 君は悪くない 君は何も悪くない 今日も疲れたね たったそれだけの事で 日々は悪くない 悪くない日々に変わる 眠れない夜には そっと思い出して 寝苦しくなる前に そっと蓋をして 思い出に変えよう 過ぎた事にしよう 朝が君を待っている 肩の力を抜いて 頑張って話そうとしないで 君は悪くない 日々はそんなに悪くない 眠れない夜には そっと思い出して 息苦しくなる前に 深呼吸をして 忘れてしまっても それも大切な事で 朝が君を待っている

          0314(歌詞)

          正当率の統計学で君を否定した 自己正当化にも慣れてしまった 円周率覚えたってすぐに忘れた 3.14 君の誕生日 成人式を抜け出して君と駆け落ちた 19歳の君は大人になった 防寒服着込んだってすぐ脱ぎ捨てた 3:14 君の中に

          fourix(歌詞)

          削ぎ落として磨いで 手に入れた日常 日に日に 非日常になるよう 研ぎ澄ました感覚 鈍った思考回路 日々意味 探し回ってるよう 無駄のない日々 くだらない日々 つまらない日々 生き延びる日々 抉じ開けたドア 閉まらない日常 私利知り 膨れ上がるよう 引き籠った幽霊 不干渉で天昇 リリリリ 青白く点灯 意味のない日々 止まらない日々 終わらない日々 生き延びる日々 日々 日々 生き延びて 日々 日々 生き急いで

          fourix(歌詞)

          sadly padlock(歌詞)

          最低です 最低です こんな世の中は最低です 空気を吸って 嘘を吐き出す もういいです もういいです 端から聞く耳持っていない癖に あなたの声を聞かせてくださいって どの口が言うの それが才能? それで有能 笑えないジョークで SNSでSOSを ×××にNO NO OPQRST you know? 僕は何も知らない 右イズライト 左イズレフト コンタクトレンズ越しの世界 曇ったレンズでは見えなかったもの もういいです もういいです こんなクソみたいな詩を綴って SNS

          sadly padlock(歌詞)

          アンサーソング(歌詞)

          ロープで縛りつけた 何処にも行けないように 息の根を殺していた 終わらせる覚悟だって とうにできていたのに 何故か今日も生きてるんだ 間違いだらけの人生だとしても 僕ら生きてる 今日も息してるんだ 間違い探しはもうやめた そんなものに意味はない 答え合わせも必要のないくらいに 次第に暗くなる視界 次回作にどうぞご期待 どうかご自愛ください 涙が溢れるなんて 痛む心もないのに 身体だけが覚えていた 場違いみたいな人生だ 歳だけ重ねていた 喪に服されていた まじないかけ

          アンサーソング(歌詞)

          へんしんスタート(歌詞)

          へんしん! 僕はロックスター ありのまま 全身全霊さ 前進! 歌うロックスター 君へとエール 君からのエール なるべく 柔らかくいたいのさ 柔軟ボディ へっちゃらさ 僕の色って どんな色? 200色くらい あるんじゃない? 不変なままって 不便だね 具現化していく 僕の未来 オーライ! へんしん! 僕はスーパーマン どこへだって 飛んでいくのさ 先陣! 切って ウルトラマン 今だけは 無敵 フィーバータイム 潜在化していく 意識の障壁 雁字搦め 動けなくなっていた オ

          へんしんスタート(歌詞)

          3ake Up 3ind(歌詞)

          ここに居場所はないよ 溺れてしまいそうになるから 折角の乾いた羽根も 折り畳んで仕舞おうか またオイルを入れ忘れた 数百円のライター増えた その場しのぎの吸うも吐くも 数センチ先を残して捨てた 何回目だろう 飲み込む言葉 何回目だろう 踏み出せなくて 後悔はもう したくはないな 今回はそう、覚悟を決めるよ これ以上何を求める? 無いものばかりの無いものねだり そんなに安いもんじゃない お高くとまれ プライドを持って 諦めていた 生きるも死ぬも 隠し続けた 引っ掻き傷も

          3ake Up 3ind(歌詞)

          未来行(歌詞)

          火山の噴火を待ちくたびれて 積もる灰に気分は下がるよ なれないな まだなれないな 奇跡は起こらないかもな 会いに行くって口約束 現実の味がしないんだ 僕らは走る 意味など知らない 体は動く 疲れを知らない 何処までだって進んでいく 何処までだって行けるはず 思い出せなくなる前に 何度だって 思い出して 忘れられないようにして 信じたっていいよね きっと元に戻れるよね 大人の味は苦かったんだ 僕らは走る 意味など知らない 体は動く 疲れを知らない 何処までだって進んで

          未来行(歌詞)