見出し画像

愛着障害の克服ステップ

こんにちは☺️

相澤はるかです🌸

「アダルトチルドレン」や「HSP」等、人間関係や自己肯定感にまつわる話ってよく聞くようになりましたよね。

そういった自己肯定感や人間関係の根本には「愛着障害」の問題が隠れていることが多いです。

今回の記事では「愛着障害」について、解説をしていきます。

ぜひリラックスして読んでいってくださいね🍀😌🍀

愛着障害とは

愛着とは幼少期に作られる、「人との関わり方」のルールブックのようなものです。

  • 他の人にこう言われたら、こうやって考えよう

  • こんな風に他の人と関わっていけば仲良くなれる

等々、自分なりのルールブックに従って人間関係を築いていきます。

これが「愛着」です。

この「愛着」によって、人間関係や自己肯定感の問題が出てきている状態が「愛着障害」と呼ばれます😭

人によって大きく異なりますが「愛着障害」は、かなり大雑把に分けて、以下の3つに分けられます。

  • 回避型

  • 不安型

  • 混乱型

今回は、日本の文化で育った人に多く、おそらくこれを読んでいるあなたにも当てはまっている可能性が高い、

「回避型」と「不安型」の特徴と克服方法について解説していきますね😌

愛着障害の特徴

たくさんの特徴がありますが、主な特徴としては以下の5つのようなものがあります。

  • 人間関係を避けてしまう

  • 人の顔を伺いすぎてしまう

  • 恋愛依存しすぎてしまう

  • 誰かの期待に応えることを頑張りすぎてしまう

  • 人の感情に敏感すぎる

3つ特徴をピックアップして、解説していきますね😌

 自分に当てはまっているか、ぜひチェックしてみてください🍀

人間関係を避けてしまう

愛着障害を持っている方に多い特徴として、「人間関係を避けてしまう」というものがあります。

その避け方、避け方のレベルも人それぞれですが、よくあるパターンが以下のようなものです。

  • 親しい人間関係になると重く感じてしまい、距離を取ってしまう

  • 適切な距離が分からず、疲れてしまう

  • そもそも人間関係を持つことを避けてしまう

厳密に言うと違う点もありますが、これは「回避型」の特徴に当てはまるものです。

人の顔を伺いすぎてしまう

2つ目が「人の顔を伺いすぎてしまう」という特徴です。

最近HSPというワードが流行っていますよね。

これは愛着障害の以下のような特徴が元々の原因にあっているケースが多いです💦

  • 人の感情に敏感

  • 他人の自分に対する評価が気になってしまう

  • 人の機嫌に敏感

厳密には異なりますが、これらは「不安型」に多い特徴です。

恋愛依存しすぎてしまう

愛着障害があると、「恋愛依存」の傾向が強くなることもあります。

主に「不安型」の特徴として、以下のような特徴があります。

  • 人と離れることが怖い

  • 自分に強い自信が持てない

  • 他の人からの評価に良くも悪くも敏感

このような特徴があったりするので、恋愛関係に依存してしまうことがあります💦

これが全く悪いわけではありません。実際恋愛から幸せな人生を歩んでいる方もいます。

ですが、人間関係というものは移り変わるもので、永続的に安定して続くものではありません。

したがって、こういう愛着障害の特徴から辛くなってしまうのも事実でもあります😭

愛着障害の克服方法

では、どのように愛着障害は克服していくことが出来るのでしょうか?

愛着障害にはその人の元々の性格や、育った地域や受けた教育等々たくさんの理由があります。

ただ、その中でも大きな理由は「幼少期の経験」です。

「子供の時の経験なんてどうしようもならないでしょ?特に覚えてもないし」と思うかもしれません。

ですが、結構大きな影響を与えているんです😭

その人の寿命なんかにも影響してくると言う研究結果もあります。

ですが、大人になってからでも適切な対策をしていけば、克服することは可能です🍀😌🍀

これからどんな風に克服をしていくのかを解説していきます。

自己開示を少しずつ行っていく

まず一つ目が、「自己開示」をしっかりと行なっていくことが重要です🍀

自己開示というのは、「自分の意見」や「自分が感じているネガティブな感情」を周りに伝えていくことです。

もしあなたが愛着障害の傾向が強いのであれば、

  • 「こんなこと言ったら嫌われるかな。。」

  • 「申し訳ないしな。。」

と思って自分を押さえつけることが多いのではないでしょう?

もしそうであるならば、これはれっきとした愛着障害の特徴です。

愛着障害を持った人は、自分自身のネガティブな感情を抑えて、人の顔色を伺うことが多いことがあります。

これは専門用語でCompulsivity(強迫性)と言われたりします。

そのため、怒りや反対意見を意識的に出していくことで、「人の顔を伺わない」ことが重要になってきます⭐️

小さいことで全く問題ありません。

「私はこう思う」、「それは違うと思う」を少しずつ出していきましょう。

そうすることで、「人の顔色を伺うこと」での生きづらさは軽減されていきます🍀😌🍀

結果として、愛着障害が軽減されることが期待されます。

安全基地を見つける

二つ目が、「安全基地」を見つけることです🍀

「安全基地」とは、自分の考えや存在を否定しない、一緒にいると安心感を感じる存在のことです。

愛着障害は、幼少期に自分の存在自体を肯定してくれる存在がいなかったことで起きることが多いです💦

たとえば、大人になってからの恋愛依存は、幼少期に持てなかった、「四六時中自分のことを愛してくれ、全てを受け止めてくれる存在」を探し続けることで起こります。

したがって、「自分の考えや存在を否定しない」という安心感を感じるような存在やコミュニティを見つけると、愛着障害が良くなっていくことがあります⭐️

見つけるための大きな方法としては、「人と会う機会を増やしていく」ことです。

今いる人間関係の中で一緒にいると安心感を感じる人がいれば全く問題ありません。

ただ、そういう場合は正直少ないとは思います。

したがって、友人の友人や新しいコミュニティに積極的に参加していくことで、「安全基地」となりうる人やコミュニティに会う機会を増やしていくと良いでしょう🙌

心理療法を受ける

最後が、愛着障害の克服で欠かせないのは、適切な心理療法です🍀

愛着障害の傾向があまりにも強い方の中には、人間関係に問題が出てきたり、自己肯定感が低くなってしまうことがあります。

そういう強い愛着障害の裏には「トラウマ」が隠れている場合があります。💦

たとえば、小学校の時にテストの点数が取れないと強く怒られたような経験があったりすると、それがトラウマとなることがあります。

そういうトラウマがあると、「他の人の機嫌」や「自分の勉強の成績や仕事の成果」に強く執着することがあります。

そのため、適切な心理療法を受けてトラウマを処理することで、愛着障害を克服する可能性が高くなります。

もし本当にトラウマがあるのであれば、「トラウマセラピー」等の心理療法があります。

トラウマセラピーには、認知行動療法、EMDR等々さまざまな心理療法があります。

トラウマに特化したカウンセラーの方は各地にいますので、「お住まいの地域名+トラウマ+カウンセリング」等で検索すると出てきます。

数は少ないですが、「愛着障害 カウンセリング」で調べると、愛着障害に特化したカウンセラーも少数ながらいますので、そちらでも問題ありません。

ただ、カウンセラーとの相性がありますので、最初のうちは「この人なら信頼できそうだな」と思うところを、ぜひ色々なところを試してみてください!😌

信頼できそうなカウンセラーを見つけたら、その人のところに継続的に通って、ぜひ愛着障害を克服していってみてくださいね。

少しでもあなた様のお力になりたいと思っておりますので、 カウンセリングをご希望の方は公式LINEよりご連絡くださいね☘️


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?