共同生活で譲れないもの

テレビやニュースなどでよく話題に上がる「別居婚」。
人と同じ空間で生活したくないとか、家事のマイルールがあるから侵害されたくないとか、支持する理由は人によって様々だろう。

個人的には家で人と話したいし、割とズボラでマイルールなどないので
あえて別居婚をする理由はないのだが、私にも一つどうしても嫌なことがある。

それは、時間を縛られることだ。

朝は好きな時間まで寝ていたいし、
ご飯だってお腹が空いたら好きな時間に食べたい。
カフェで本を読み始めて夢中になってしまったら、どんなに遅くなろうと読み終わるまで帰りたくない。

こうして書いてみるとかわいいワガママのような感じもするが、
如何せんかなり極端な性格である。

好きな時間まで寝たいと言って、そのまま丸2日間飲まず食わずで寝続けることが(よく)ある。金曜の夜に寝て、起きたら月曜の朝だ。
ご飯に関しては起きたらすでに午後で、朝食を摂ることはおろか、昼も何だかめんどうなので夜だけ、しかも活動開始が遅いので食べるのは深夜ということが頻繁にある。
本を読み始めて面白くなってしまったら、基本止まらないのでカフェは時間を気にせず閉店までいる。カフェなら閉店時間があるからまだいいものの、家なら徹夜コースだ。

なんだか自分の生活スタイルは共同生活を送る相手として見たら、控えめに言って微妙だと思う。

相手も仕事で出っぱなしとか、もしくは同じように時間の概念が自由な人ならいいが、
相手が常識的な生活を送りたい人であれば、向こうにストレスが溜まるだろう(それとも猫と暮らしているみたいで気楽なのかしら)。

「相手のためを思って」という理由での別居婚もアリなのかもしれない。

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