映画:ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります
制作年:
2014年
制作国:
アメリカ
キャスト:
アレックス・カーヴァー /モーガン・フリーマン
ルース・カーヴァー /ダイアン・キートン
リリー・ポートマン /シンシア・ニクソン
あらすじ:
NYに暮らす老夫婦アレックスとルース。芸術を愛し、絵画作りをするアレックスと妻ルースは、住んでいるアパートやそこから見える景色をこよなく愛し、長年暮らしてきた。
しかし、エレベーターがないことなど、今後の生活を考えると不安もあり家の売却を決意する。若かりし時代より、高値で売れそうということもあり、不動産屋を介して、内覧を行うことに。また、同時に自分たちの次の住まい探しも始める。
家の内覧を始めた頃、NYの街ではテロ騒動が勃発し、街中が逃亡しているテロリストの行方に怯えていた。また、長年夫婦と共に暮らしている犬が病気になり、高額手術を受けることになり、家売却と家探しは難航する。
家を見られ、また自分たちも新たな家を見ていくうちに、今の家への想いや思い出が蘇ってくる…
テロに怯えるNYで進む家問題、そして家族である犬の病状…。心配事をはらみつつ、いざ家の購入を決めたふたりが起こした行動は…
レコメンド(MAX5つ星):★★★
感想:
モーガンフリーマンに、ダイアンキートンという名優ふたりが主演の映画。演技は素晴らしいし、落ち着いたストーリー運びで、見所も落とし所も大人な作品でした。
心に波風ただず、穏やかに見られる映画です。家族やカップルで食事と共に家でまったりと過ごすお供映画としておすすめです。
家ってすごく思い出が詰まるものですし、選んだからには良さがあって選んでいることが多いと思います。だからこそ、移る時や次を選ぶ際は、なぜ今の家ではダメなのか、何を求めているのかを精査しないと後悔につながりそうだなと思いました。
自分に役立ちそうなこと:
・家は人生の多くの時間を過ごすからこそ、安易に妥協しない方がいい。
・今ないニーズを想定して先回りで動くことも大切だけれど、これまで通りでいて、不便になることも人生(というか老いを受け入れること)かもしれない)。
・家はただ住むにあらず。どう生きたいかの現れでもある。
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