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【映画レビュー!】「こんな夜更けにバナナかよ」

主人公の鹿野は、
「筋ジストロフィー」を患っていた。
この病気は徐々に筋肉が弱っていってしまう難病らしい。そんな難病を抱えながら、ただ静かに余命を待つ哀しき男…。



ではない!!!!!

鹿野は、口から出るのはデマカセばかり、わがままで自分勝手で生意気な、「他人振り回し自由人」なのである。

そんな鹿野を支えるボランティア(通称ボラ)と、わがまま極まりない鹿野の闘病の一生を描いた映画、『こんな夜更けにバナナかよ』
をレビューしていきます!



この映画は12/4に金曜ロードショーにて放送が決まっている注目作品で、面白いと大評判らしいです。

期待して観てみましたが、これがやはり噂通り面白いんですねぇ。この映画で一番味を出しているのは、なんと言っても主演の大泉洋です。

あの鹿野というキャラのウザさ加減をあそこまで引き出せるのは、彼しかいないでしょう…。と思わされるあの演技。

そんな大泉洋にも注目です!



さて、ここからはこの映画について書いていきます。映画を観る前でも、観た後にでも読んでってください😉
(ネタバレはたぶん無いです)


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1、わがまま男、鹿野くん

北海道在住で、筋ジストロフィーを患っている鹿野くん(大泉洋)。動かせるのは手と首だけという状況なので、家で数人のボランティアに支えてもらいながらの生活を余儀なくされています。
(正確にいえば、病院が嫌いだから家でこの生活をしています)



そんな鹿野くんのボランティアに対する態度は、はっきり言えば最悪。

「おい、水。」
「遅いよぉ!早く持ってきてくれよぉ。ったく」
「痒い、おい、かいて」


と、まるで自分が王様かのような態度をボランティアに対して取るのが鹿野くん流。
それなのにボランティアの人は笑って鹿野くん尽くす、という異様な光景に、新人ボランティアの美咲ちゃん(高畑充希)はドン引き。

そんな美咲も、色々あって次第に鹿野くんの人間性に心を開くようになり、ボランティアと鹿野くんの関係は余計良好になります。

鹿野くんのわがままに振り回されながらも、人との出会いによって変わっていく人々や、鹿野くんのたくましすぎる生き様なんかを描いてます。



一応、わがままに自分に正直に生きる鹿野くんと、それを無償で支えるボランティアの「感動物語」らしいです。 




さて、

主人公がこんなキャラ設定でどうやって感動まで持ってくんだよ!
と思ったそこのあなた!!!

映画を感動まで持っていくのは、実は鹿野くんのその最悪な人柄なのです。

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