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生き辛かった私へ②~気持ちを楽にして話そう~



自分の事、自分ではなかなかわかりにくくて、今感じている事もまた、実は違うのかもしれない。
無理やり分類したり、ラベル付けをする必要もないと思うし、どちらでもいいと思った。


ただ、私が本来の私自身をわかりたい。
わかりにくいのなら、せめて自分だけは、自分の事を深く知ってわかって生きていきたいと思ったよ。
自分だけは、ありのままの自分を知れないと、自分と繋がれないような気がした...。
自分と繋がって、個の自分と、自分の境界線がはっきりしたら、まわりの人とも繋がる事が出来る気がした。
だから、自分なりに、腑に落ちる感覚を探す事を諦められなかった。


あなたは、頭の中に相手の気持ちが浮かんだ時、相手の気持ちを自分がわかろうと思って意識して、自分で、想像していると思ってた。
でも、瞬間的に浮かぶそれは、きっと、想像ではなく、察知だったと思う。
あなたの頭の中に浮かんでいたのは、勝手に察知してしまった相手の気持ち、だったんじゃないかな。
察知して推測している状態で、それが相手の気持ちなんだろうと思い込んで、話しをしてしまっていたかもしれないね。


そしてそれは、想像にせよ、察知にせよ、どちらも、相手の気持ちを直接聞いていないから、本当の気持ちをわかってはいない状態だった。無意識に、わかってるつもりになってしまっていたね。

相手は、育った状況も、環境も全く違う他者だから、直接話してみないとわからないよね。
その人がどんな人なのか、どういう考え方をしていて、どういう気持ちなのか、それを自分がどう受け取るかは、言葉にして、直接やりとりしてみないとわからない。
幼い頃に思い込みを作っていたあなたは、
察知した時も、直接話した時も、
自分の受け取り方で、無意識に自分が解釈したいように解釈していたと思うから、相手が伝えたい気持ちを、ありのまま受け取れていなかったかもしれない。
自分の話しはよく誤解されると思っていたけれど、実はあなた自身も、相手の気持ちを誤解して受け取っていた事が多かった、かもしれないね。
受け取り方の癖。知らないうちに身に着いてしまっていただろうから、仕方がなかったと思うよ。


自分の頭に浮かんだ気持ちもふまえながら、直接相手と話して、相手の気持ちを聴いてわかって、その上で言葉を伝える必要があった。
わかり合えない事が前提で、もっと気楽に、肩の力を抜いて、キャッチボールをするように、気持ちをお互いグローブで受け取りながら、伝え合いわかり合うようにやりとり出来たらよかった...。
あなたと私にとってはとても大切な事だったね。

成長過程でこういう事を、みんな自然に身に着けていくものかもしれない。
でもあなたも私も、そう出来ず、今まで、人と話すという事にとても悩み、だんだん難しく考え込む事になり、それが生きづらさに繋がってしまった。

誰かに相談すると、考え過ぎだよと、神経質だよ、面倒くさい、しんどい、と言われた事もあって、傷ついて相談出来なくなってしまったね。
自分でも、考え過ぎていると思っても、考えないようにしようと思っても、苦しく辛いから自然に考えてしまう自分がいたね。どうする事も出来なかったね。


確かに、そんなふうに言われたのは本当に辛く堪えたと思うけど、今思うと、相手はあなたと全く同じ体験をして生きてきていないからね、気持ちをわかるのには限界があったんだよね。
あなたが、他の人がしてきた体験や気持ちを全部は理解出来ない事と同じように。
拗ねた捉え方ではなくてね、それが、ニュートラルな事実だと思うんだよね。
もしかしたら相手も、話す事、言葉にして伝える事が、実は不得手だったかもしれないしね。
後々になってから、お互いのその時の気持ちがわかる事があるかもしれない...。


正解不正解はないと思うけれど、敢えて言うなら、自分にとっての正解があるだけだよね。
そして、相手には相手にとっての正解がある。
どちらが良いとか悪いとか、正しい正しくないとか、優劣なんてないよね。
これからはそれを、それらを信じて、あなたは自分を大切にしていったらいいと、心からそう思うよ。
例え、もしもあなたの一部分が誰かにわかってもらえなかったとしても、それはただそういう事実という事だけだからね、悲しみや劣等感等を感じなくてもいいと思うよ。
もしもそういうネガティブな気持ちを感じても、それも人間らしくて可愛いところだと思うし。
自分の心、気持ち、素直な本音を大切にしようね。そういう自分、どんな自分も、どんな感情になる自分も、丸ごと全部認めて愛して、自分を生きていこうね。


これからは、もう、あまり考え過ぎないでいられるんじゃないかな?
あなたはあなた。私は私。
あなたは私。私はあなた。
これからはニュートラルに、バランスをとって、心身の力を抜いて、日常を生きようね。ずっと離れる事なく一緒にいるから。気持ちを楽に、あなたと私、まわりの人といろんな事を話して生きていこうね。


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幼い頃の辛い経験が元になり、その後の辛い経験に繋がって、本音をわからなくさせた事がありました。
でも、どんな人も、誰でも、本音は優しさ。とてつもなく優しい。心の真ん中には愛と感謝がある。誠実で優しいと思う。私はそう信じていようと思います。


これから後に気づいていく事はまた、もしも知る必要があるのなら然るべき時に知れるかもしれません。
だから自分なりに、少しでも色々知る事が出来た今は、心を軽くして、心深く息を吸おうと思います。


... ...ありがとう... ...私。
...頑張ってきたね... ...私。お疲れ様... ...ありがとうね。...これからも、内側の私とこの私...陰陽の私...、ずっと一緒に生きていこうね...。

夜空を見上げて、自然に感じた感謝の気持ち。
ずっと導いて頂いて、見守って頂いて、ありがとうございました...。
これからも見守っていてくださいね...。


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夜空を見上げて浸っていたら.......
急に美味しそうな匂い......
ご近所のどこかのお宅の夕食はたぶんカレーライス。...



空気が澄んで、頬がとても冷たい。
遠くの山にはリフトの灯りが見えている。
雲の切れ間には星がそっと瞬いて、
満月が美しく輝く、年の瀬の夜でした。






サンキュ./DREAMS COME TRUE






最後までお読み頂き、ありがとうございました。

今年、沢山の記事を読んで頂きまして、本当にありがとうございました。感謝致しております。

皆様、お体を大切に、どうぞ良いお年をお迎えください。





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