ときを

家に猫がいます

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アリスに赦されるまで

嬉野ゆうさんからご縁を頂いて、「衣裳箪笥のアリス」の千秋楽の撮影&観劇、打ち上げにまで誘っていただいた。ゆうさんとはちょっとしたきっかけで知り合ってもう何年になるのだろう。カメラが共通点にもなって仲良くしていただいている貴重な友人の一人で、役者さんだ。 わたしは思春期をヴィジュアル系の世界で揉まれて生きてきたので、ロリィタとの出会いは早かったように思う。更に母が少女趣味だったために、わたしが人並み以上に愛らしければシャーリーテンプルを着せて育てたかった、と事あるごとに言って

    • 半年後のわたしたち

      akiさんへ あなたがこの世界から羽ばたいてから、もう半年が経ってしまいました。 そして毎日のように響いていたあなたの声が我が家に響かなくなって、半年になりました。 わたしは時々イヤホンでそっとあなたの声を聞きますが、母はまだ部屋に流すことを許してはくれません。母の最愛の人であったあなたが突然いなくなってしまったので、仕方のないことだと思っています。今でもどうしてあなたがいなくなってしまったのか、akiさんじゃなきゃいけなかったのか、納得なんてずっとわたしも母もできないと

      • 大好きな人が亡くなってから

        先日、思うままに書きなぐった記事から約4日が経った。 廃人の方も、そうでない方にも拙文をお読みいただいたようで、お見苦しいところを盛大に見せてしまい大変恥ずかしい気持ちではある。それでもお読みくださった方、本当にありがとうございました。この記事はこの記事で、「応援していた三次元のバンドマンが急死したときのバンギャの記録」として置いておこうと思う。 幸運にもわたしのフォロワーの半分程は廃人、もしくはLaputaを知っている人たちばかりだったのでほぼ毎日スペースを開いて、皆と話

        • 大好きな人が亡くなった

          2023年9月1日、15:35に私たちはその報せを受けた。 元Laputaのヴォーカル、akiさんの訃報だった。 8月21日頃に今のサポートメンバーの人時さんがakiさんが8/18に体調不良で緊急入院した旨と、8/26のライブは中止となる旨をツイートしてくださっていた。(現在ツイートは消去されています) わたしと母は1999年頃からLaputaを追いかけている廃人(※Laputaファンの呼称)で、それは2023の現在も変わらず続いていた。母とLaputaを追い始めたのがわ

        アリスに赦されるまで