愚痴の川辺(仮名)

東京で生まれ育った世間知らずのアラフォー。 猫4匹と暮らす。某作家の事務所で働いている…

愚痴の川辺(仮名)

東京で生まれ育った世間知らずのアラフォー。 猫4匹と暮らす。某作家の事務所で働いている元モデル。 人生の禍々しい陰鬱な思い出を語る(愚痴る)掃き溜めの場としているので 楽しい話は、ほぼない。

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今更、自己紹介

1986年冬生まれ。 東京都世田谷区出身、都下育ち、東京在住。 商社マンで人生の半分を海外で仕事をし 定年後に私立中高の理事、校長を務めた父と、 美しくはあるが鬼のように厳しい母のもとに 第二子として生まれ育ち 厳しい割には女の子だからか、まぁあぁ甘やかされても育ち、 馬鹿正直な気質で 私立幼稚園は全滅、引っ越しの都合で小学校は公立、 中学受験で女子校に入るも 学校と合わず 高校へ進学した矢先に「モデルになるから学校辞めます」と退学。 (本当は宝塚に入りたかったがバレエで挫

    • 人生で出会って良かった10人。その2

      前回の続き。 人生で出会って良かった10人は 父と母を除いて、誰だろうなと考えたら ちょうど10人浮かび、7人書き綴った。 8️⃣20代の時の元彼。 まさかの元彼であるが、この彼は特別であった。 別に物凄く未練があるとか、大恋愛とか人生を変えたとか、 そういうわけではない。 私が一目惚れをし、彼も好きになってくれ 23歳から26歳まで3年付き合った。 別れも揉めることなく、どちらかが浮気をしたとかでもなく とても円満に別れた。 別れに円満なんてあるのかと思うが、あったのだ。

      • 人生で出会って良かった10人。その1。

        先日の、痔か潰瘍か癌か‥で、人生で出会って良かった10人は 父と母を除いて、誰だろうなと考えたら ちょうど10人浮かんだ。 1️⃣叔父。 言わずもがな。私の人生のいちばんの理解者である。 2️⃣社長。 よくもまぁ、私のような人間を雇ってくれたなぁと 感謝しかない。 3️⃣恋人。 割愛。 4️⃣顧問弁護士の先生。 家族でお世話になっている。 先生のお陰で、私の人生の1/3の悩みは解決されたと思う。 そして、私は先生がいることで 物事に怯えなくて良いと、少し生きることに安

        • 映画『カラオケ行こ!』のお陰で映画館へ行けるようになった。

          まぁ、もう何度も映画『カラオケ行こ!』については書いてきたのだが 先日ついにTOHO新宿でも 上映が終了となった。 当然、最後の応援上映も、最後の上映も観に行ったが そのお話はまた今度。 私は、元々映画館が好きではなかった。 今の若い世代は知らないだろうが 37歳の私が小学生の頃、 映画は新聞などで上映時間を確認し 人気作品は 上映前に長蛇の列にならび観ていた。 中1のころに友達と『シックスセンス』を観に行った時は 立ち見だったような気がする。 と、いう昔の時代の話でなく

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          いじめ防止に『ヒメアノ~ル』はどうだろうか。

          Netflixで鑑賞。 何となくは知っていた。 森田剛さんがやばい!すごい!という感想を 公開当時、よく耳にしていたので。 ただ、どうやばいのか 話も知らないので分からずにいたけど Twitterで予告が流れてきたので、面白そうだなと思って 何となく流してみた‥ら、 確かにやばかった。 恐らくえぐいしグロいかもしれないけど 私がこの映画に感動したのは 「虐げられた人間って、何するか分からないよ?」が 描かれていたことだった。 いじめ防止、いじめの反省に、 この映画を観せ

          いじめ防止に『ヒメアノ~ル』はどうだろうか。

          痔か癌か潰瘍か。

          前回、叔父に向かって 「あんたら先に死ぬんやで?! その時に、私は思い出がないと生きていけないんや!!」と 涙ながらに訴えておきながら 大変なことになった。 下血である。最初は、生理かと思った。 思うほどの出血だったのだ。 トイレへ行くたびに出血。 しかし、時間が経てどもナプキンに血がついていない。 はて? まさか‥尻か‥?! そう、尻であった。 が、私は血便と切れ痔の経験者。 大して驚きはしない。 と、言いたいところだが出血量が明らかに過去と違う。 そして、今、ストレス

          痔か癌か潰瘍か。

          『カラオケ行こ!』観に行きすぎて、叔父と喧嘩した話(愛やで)

          わたしは、何度か書いてきたが 映画『カラオケ行こ』にどハマりし、応援上映を含め12回行っている。 もう何回行ったかわからないのだが、 多分12,13回くらいだと思う。 強者は余裕で20回、50回行ってるので大した数ではない。 配信が始まっても、まだ映画上映は続き TOHO新宿ではたまに応援上映もやっている。 (東京住んでて良かった) そこで、友達のいない推し友もいない私は 毎度の如く叔父を誘う。 しかし叔父には『カラオケ行こ』の応援上映に対し、 毎度「これが本当に最後だから

          『カラオケ行こ!』観に行きすぎて、叔父と喧嘩した話(愛やで)

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          眠らない街、歌舞伎町。

          眠らない街、歌舞伎町。

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          映画『瞼の転校生』

          大衆演劇の世界に生まれ、 公演に合わせて1カ月ごとに転校を繰り返す生活を続けてきた主人公、裕貴。 転校してきた矢先に 無神経な担任教師から「帰り道の途中にあるから」という理由で 不登校の健にプリントを届け ひょんなことから友達になる。 友達ができたことで、このまま演劇の道へ進むか 葛藤を覚えるも 来月にはまた転校する。 限られた時間の中での、裕貴と健の友情、成長。 当初は、齋藤潤くんが出演していて 予告を見たら面白そうだったので気になっていたが 主役の松藤史恩(まつふじし

          映画『瞼の転校生』

          傷口に塩を塗ることになっても

          ちょうど、3ヶ月前に書いていた告発文も そろそろ出す時期となった。 父の許可も取り、 あとはタイミングで送るだけ。 どこか心が揺らぐのは 母が生きていたらできなかったことだからだろう。 でも私は、もうこれ以上一人で抱えるには 重すぎる。 疲れたのだ。 ただただ、もう疲れたのだ。

          傷口に塩を塗ることになっても

          スウェーデン映画『リトル・エッラ』

          友達は叔父さんだけ、 叔父さんだけで良いエッラの前に突如現れた叔父の恋人♂ 2人で遊びたいのに、叔父さんは恋人に首ったけ。 転校生のオットー(彼女的には友達ではない)に協力してもらい 恋人を追い出そうとするも うまくいかない。裏目に出るばかり。 オットーとも喧嘩をし、叔父さんも悲しませてしまった。 エッラ、どうする?! クスリと笑えるやさしい話で心温まります。 私も、叔父とは誰よりも仲が良い。 親友ではないけど、一番の理解者だと思う。 この映画も叔父と観に行った。 友達

          スウェーデン映画『リトル・エッラ』

          母の死。永遠の片想い編。

          母は死の間際、「私は風になるから」と言った。 何だその「私はお墓にいません」発言は、と思いながらも 言葉の通り受け取るバカ素直な私は それから「千の風になって」を聴くようになり 流行りに遅れて この歌を聴いて号泣するようになった。 そもそも納骨はしていないので 墓にはいないのだが、 かといって風が吹いたところで母がいるとは思っていない。 私たちは約束をした。 死の前日、 私は恐らく本能的に悟ったのだろう。 「お母さん絶対ずっとそばにいてね。約束だよ?!」 と、強い口調で泣

          母の死。永遠の片想い編。

          母の死。ガンダーラ編。

          もうすぐ3年が経つ。 そろそろ泣かずに当時を振り返られるようになったので 覚えている限り記録として残しておこう。 余命を隠されていた私が 母の余命が1ヶ月半しかないと知り 介護をしていた頃 私は、人間の声が聞けなくなった。 主にテレビだった。 バラエティは勿論のこと、CMもニュースもアニメも見れなかった。 ニュースが一番みられなかったのを覚えている。 生きてる人間の為に情報として流すからだろうか。 なので、私には世の中のことを全く知らない時期がある。 分かりやすいのが コ

          母の死。ガンダーラ編。

          傷を舐め合ってるわけではない

          推しのライブに叔父と行った。 ちょいちょい出てくる叔父だが、叔父は叔父である。 親子以上に仲が良いのには事情がある。 叔父は、30年連れそった義叔母を認知症と癌で早くに別れた。 父と私は、母を原発不明癌で一瞬で別れた。 わたしたちは それぞれ、一番愛した人をどうにもできない病で亡くした。 わたしたちの喪失感は激しかった。 目に見えて激しかったのは私だろうが 父と叔父にも抱えきれない孤独がある。 それぞれ、己の無力さを憎み受け入れ難い日々と闘っていた。 父は仕事が忙しく

          傷を舐め合ってるわけではない

          辿り着くのはいつもSPA!

          私の会社には 毎週必ず、週刊SPA!が届く。 勤め始めた頃は特に何も気にせず 届いた雑誌をとりあえず保管していた。 そのうち慣れてきた頃、雑誌を読むようになった。 しかし、読んでみると 世の中は 金!高学歴でも貧困!金!金!貧困!うっかり貧困! うっかりしなくとも貧困!離婚!孤独死!老老介護!絶望! sex!SEX!セックス!性!金!性! 生!性!生と性と死!金!(※個人的な感想です) 読めば読むほど、どう生きても人生は詰むのではないかと 一時期病んだ。 金とセックス、老

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          贖罪

          先日の小学校教師に関しての不愉快なことは 私だけでなく 恐らくクラス全員にあっただろうが 卒業して5年後の高校2年生の頃、何故か 私にだけ謝罪の手紙と3万円の図書券が送られてきた。 (一応、手当たり次第同級生に聞いた) 5年も経過している上に 何に謝ってるのかも分からない上に 気分が悪いのは3万円の図書券である。 あまりに浅はかで、やはり無神経な教師で 強制的に金券なんか送られてきた子供の気持ちを考えていない。 謝るべき人間は他にいるのではないですか、 と返信した気もする