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妄想紙

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長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。
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記事一覧

「ニコリ」から始める場づくり

 2024年度4月、新体制のゼミが始まりました。今回の文章は、自分の内に気がついた変化です。  「カフェゼミ#58『対話の場づくり入門』」にて、ゲストの元木一喜さんが、「その場のために、自分の帽子を変えて演じてみる。すぐには納得した行動が出来ないかも知れないが、まずはプラクティス。実験的にやって振り返ってみよう。」というポストをしていました。以来、人と会話する際や話を聞く際、この言葉を反芻します。そして、口角を上げて密かに頬で”たこ焼き”を作るイメージで笑顔を作ることを心が

気づかなかった変化

4/25(木)の長岡ゼミでは、私ふくむ先輩ゼミ生たちが10分ほどのピッチプレゼンを行いました。テーマは『1年間学んでいきたいもの』について。 自分のプレゼンでは3つの関心あるテーマを話しつつ、これまで活動してきた越境先の紹介に力を入れました。「b-labって本当に面白いところなんだよ。活動したい人はまずは説明会に参加して…」プレゼンを聞く後輩ゼミ生たちの越境はこれから始まります。だったら越境って楽しそうだな、これ参加してみようかなと思って欲しい!そう思って話していたのですが

問いかけ続ける

5月23日(木)に開催される「カフェゼミ#60」に向けて。今回私は、空間デザインを担当するデザイングループのメンバーとして動いている。 4/18(木)ゼミが始まる前の13時頃、デザイングループのメンバー5人で集合し、カフェゼミの会場となるDNPプラザを訪れた。 まず、2階のイベントスペースを見学した。デザイングループのメンバーは、何度か参加したことがある人から初めて参加する人まで様々である。実際に会場を目にして、いろいろなアイデアがでた。 「会場を少し暗くして、オシャレ

新しさを大切に

 4月18日に、ゼミの時間でカフェゼミの企画会議を行った。今回私は、カフェチームとしてプロジェクトを行う。どのようなお茶やお菓子、どのような活動で良い場を作るのか少しずつチームで考え始めた。  企画会議では、カフェゼミでマイカップを持参することや、春のテーマが「消費について考える」とうこともあり、環境に配慮した活動を行いたいという話になった。そのとき、二年生のなな(仮名)から「ペットボトルのキャップを利用してお茶を決めてもらうのはどう?」という面白い意見が出てきた。回収され

改めて立ち返る4月

4月11日、長岡ゼミ生として2年目のゼミがスタートしました。 そこでは改めてゼミのテーマに振り返る場面があり、そこでツイートしたものがこちら。 この3つはどれもゼミで大切にしていることなのですが、その中でも コラボレーションと対話はカフェゼミなどゼミ内での活動でよく出てくるワードです。その二つを「なぜやるのか」について今私が思うことは「1人じゃできないことをみんなでやるため」があるのではないかと思います。 話は変わるのですが、去年の10/26に開催されたカフェゼミにおいて

言葉で表現すると深まっていく

 いよいよ学校が始まり、また新たな人たちと、また新たな場を作っていく楽しみが増える時期ですね。今年初ゼミの4/11は毎年のゼミより少し遅くゼミが始まりました。開始が少し遅くなった分、ゼミの本番が始まる前に、いろいろ考える時間を設けましたが、なかなか言葉でまとまらない時間を過ごしました。    初ゼミ中、先生はみんなにこういう問いをしました。 "If you wan to go fast, go alone. If you want to go far, go togeth

受験勉強を乗り越えて

大変な受験勉強を経て、難関大学に入学した学生の多くにとって、その「受験勉強」というプロセスの与える影響はとても大きい。かく言う私も小学生のころから受験というものに触れさせられており、私のような人たちにとって、それはこれまでの人生の半分近くをともに過ごした経験であり、その人格形成に与える影響は凄まじいものだろう。この1か月ほどの「経営組織論」でしてきた数十のポストの中で一番反響があったのがこれだったのだから。 「高校までの受験勉強と大学からの学びの違い」はここにあるのだと思う

妄想紙[vol.31] February

1年を通し更新してきた妄想紙。最初はゼミでの出来事を書いていたゼミ生も、越境を通して様々な経験を綴っている。多様な越境先とそこでの気づきをぜひ覗いて見てください。 ◆構えないで関わりたい / まめきち 【手話/コミュニケーション】ある日テレビを見ていると手話が公用語である手話カフェ「social café sign with me」の特集が目に留まり行ってみたくなった。そのカフェは店員さんが聴覚障害を持っており店員さんとのコミュニケーションに声ではなく手話などの身振りを使う

ボランティアのあり方

 二か月前のこと。東京から離れた地でちょっとした気づきを得た出会いがあった。  今回私は群馬県を訪れた。群馬県へ赴いたきっかけは、福島県南相馬市を訪れたゼミ合宿である。合宿で他県の街並みを観察したのが印象的だった。そこで私は、もう一度都会と異なる生活に触れてみたいと思ったのだ。  12月3日(日)、学校で募集していた援農ボランティアに参加した。学生20名ほどで農家を訪れ、旬の里芋の収穫や玉ねぎの苗の植え付けなどを行った。  イベントの協力団体は、「NPO法人よいおやさい」とい

構えないで関わりたい

 私には聴覚障害を持ついとこがいる。手話を使ってコミュニケーションをとる彼をみて昔からなんとなく手話に興味を持っていた。ある日テレビを見ていると手話が公用語である手話カフェ「social café sign with me」の特集が目に留まり行ってみたくなった。そのカフェは店員さんが聴覚障害を持っており店員さんとのコミュニケーションに声ではなく手話などの身振りを使う。10月から法政のボランティア団体が手話教室を開催していたので私はそこで手話を勉強してからそのカフェに行ってみる

「子育て=幼い子供を育てる」ではない

 NPO法人manmaとは、代表を越智未空さんが空さんが務める団体である。家族の枠を超え、人と人とが支え合う社会をつくることを目標に、若者や子育て家庭のライフキャリアデザインの支援をしている。その活動の1つが、家族留学だ。家族留学とは、社会人や大学生が国内の子育て家庭に訪問し、子育てを体験する体験型プログラムである。 私は、1年生のときに履修をしていた授業での紹介をきっかけに家族留学を知った。どこに越境に行こうか迷っているときに、授業での紹介を思い出した。私は女性の仕事と子育

ゴミ拾いから始まる対話と繋がり

 先輩のプレゼンテーションをきっかけに、私はCCCの活動を知りました。ゼミ生も何人かCCCの活動に参加しています。何か越境活動をしたいと思っていた私を先輩がCCCに誘ってくれてこの活動に参加することにしました。「Cleanup&Coffee Club」通称「CCC」は池袋を中心に活動するコミュニティです。ごみ拾いをするだけではなく、その後にコーヒーを飲みながら交流し、休日の朝を一緒に過ごします。活動拠点は東池袋にあるコミュニティスペース「ひがいけポンド」です。ひがいけポンドの

障害者の願望を叶える花が咲くカフェ

12月15日、私は原宿にあるカフェ「ローランズ」を訪れました。最近、ゼミの先輩が働いている場所に行って、そこでの障害者の雇用に興味を持ちました。先輩のバイト先では、ロボットを使って障害者が顧客とコミュニケーションする形態が採用されています。私はこの先輩の経験を通じて、障害を持つ人々が様々な仕事に就く可能性について考えるようになり、そのために障害者を雇用する花屋とカフェを同時に営む「ローランズ」を訪れることにしました。 ローランズは、障害者を雇用するカフェです。2017年には

妄想紙[vol.30] January

長岡研究室の学生が執筆する妄想紙。 今回は書きたいと思ったことがある人が提出する形式で、3本のnoteが集まった。2023年最後のnoteということで、振り返りやこれまでの自分との比較について書いているものが多かった。日々自分の感じていることを残すことで、今の自分との違いを感じることができる。さて、この一年でゼミ生は何を感じたのでしょうか。 アウトプットしないと、もったいない。 / しょう 選択と勇気が楽しいを作る / non この2年間の私は。 また2年後の私は。 /