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私にとって漢方薬は著効した症状があり、西洋薬よりも信じている。
私には水毒の症状があり、五苓散が頭痛症状によく効いたのだ。

私は小さい頃からずっと頭痛持ちだった。
ストレスがかかると頭痛が出てくるようなタイプで、物心ついた頃より頭痛があったので、そこまで気にして対処することはなかった。
翌日には大体治っている事が多かったからだ。
今思うと片頭痛だったのだろうと思う。

大人になると、頭痛の症状が顕著に出てくるようになった。
毎日頭痛が出てくるようになり、鎮痛薬を飲まないと、どんどん痛くなり、日常生活に支障が出てくるようになったのだ。

鎮痛薬は、一時的には痛みを抑えてくれた。
しかし効き目はすぐに切れてしまうようになった。それからは薬を手放せなくなったのだ。
飲めば飲むほど痛みを増すという悪循環に陥った。

それを薬物乱用頭痛と呼ぶことを後で知ったのだ。
1日で30〜40錠ほどを毎日飲むようになっていった。
もう病気だった。
しかしその時には、自分が病気だとは気づいてなかったのだ。
薬を飲むことが当たり前になっていたからだ。

漢方薬に出会ったのは、それから5年以上後になる。
その頃には、鎮痛薬の濫用は、治っていたが飲み続けていた。

五苓散は私を鎮痛薬の常用から救ってくれたのだ。

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