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2年後に読んでもやっぱり刺さった本『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延さん

先日、いしかわゆきさんの『書く習慣』を読んで、好きなことを書こう!っていう記事を書きました。


そのときに、ふと、この本のことが頭に浮かんだのです。


2年前に読んだことがあって「そういえば、この本何書いてあったっけ?」と昨日読み直してみたら

「自分の読みたいことを書けばいいんだよ」っていうことを、すでにこの本に教えてもらってました🤣

読書ノートにも感想が書いてあって、

「自分が面白いと思えるものを書けばいいんだ!」とえらく感銘を受けていたのに、もう忘れていたなんて。

本当自分の記憶は信用ならない(笑)

改めて読んでも、やっぱり心に刺さりました。

作者の田中泰延(たなか・ひろのぶ)さんが、書くことなんて面倒くさいよっていう感じで終始けだるそうなんですが😂

読み進めると、書くことに愛情と敬意を持っている方なんだなっていうことが伝わってくる本なのです。


話は戻って、なんで田中さんが「自分の読みたいことを書け」と言ってるのか。

それは、

自分が宇多田ヒカルでもない限り、どうせあなたが書いた文章なんて誰も読まないんだから、だったらせめて自分が読んで面白い!と思うものを書きなよ!

っていうことなんです。

それに、誰かがすでに書いていることなら、あなたは何も書く必要ないじゃん。だったらそのまま読み手でいなよ。

わたしが言いたいことを書いている人がいない。じゃあ自分が書くしかない

読み手として読みたいものを書くということは、こういうことだよと教えてくれています。

その他にも、

【一次資料を使いなさい】

ネットから拾ってくる情報じゃなくて、その話の出所がのっている本を図書館とかで探しなさいよ、国会図書館いいよ。

【言葉の意味本当に分かってる?】

田中さんは、そういえば”幕府”って言葉よく使うけど、つまるところ何なのだろうと疑問に思い、英語訳を調べたら、ミリタリーガバメント、つまり軍事政権と書いてあって納得したそうです。

自分が意味を分かっていなければ、他人に伝えることは不可能だよ。

という部分が、特に印象に残りました。

自分が読みたいことを書けば、自分が楽しい

書けば、人生なんか、ある日、パッと変わるんや
(作家・田辺聖子さんの言葉)

文章を書きたい人、特にライターになりたい方、それから上記の言葉がささった人に、特におすすめの本です。

よし!しっかり頭にきざみこんだ。
これで内容を忘れることはない…はず!

それでは、また😊


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