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「ヒュッゲ」とは文化そのもの、というのが好き

2~3年前からよく聞くようになった「ヒュッゲ」という言葉。

北欧が気になっている私は、特にその言葉をよく見聞きして、「温かい空間でコーヒーやココアを飲んでくつろぐ」というふうに自己解釈していました。

そんなときにたまたま見つけた本がこちら。


デンマーク・コペンハーゲンにあるシンクタンク「ハピネス・リサーチ研究所」CEOのマイク・ヴァイキング氏が書いたこの本は、

世界一幸福な国と称されるデンマークにおいて、幸福の大きな要素である「ヒュッゲ」をテーマに書かれ、全世界でベストセラーになっているそう。

この本を読んでみて
ヒュッゲは一言で表せる、何か存在するものではなくて、その場の空気や経験を表す概念だということを知りました。

どうりで検索しても、ヒュッゲ=○○って出てこないわけね!

この本によると、ヒュッゲには欠かせないものがいくつかあり、代表的なものは下記のものなんだそう
(人によってちょっとずつ違う)

  • キャンドル(特にオーガニックのもの、香りは不要)

  • ココアなどの温かい飲み物

  • くつろげる空間(ブランケットやクッション、靴下なども含む)

  • 本音を言える、ごく親しい仲の友人



この本にも書かれていたけど
ヒュッゲ」のような翻訳ができない言葉って、その国の文化を表していて面白いなと思い、noteに書き留めておくことにしました。

デンマークは冬は寒く気候的には恵まれていないからこそ、こうやって、幸せを感じる努力がヒュッゲとなって表れたのですね。

う~ん、興味深い。

日本でも、”わびさび”とか、一言で表せない歴史と文化の概念みたいな言葉ってありますもんね。



で、ヒュッゲって結局何なの?っていう答えには、この本によると

  • 人との温かいつながり

  • 心のやすらぎ

  • 不安がないこと

  • お気に入りの物に囲まれて過ごす幸せ

  • キャンドルの灯りのそばで、ココアを飲むこと

  • 家に帰ってきたときのホッとする感じ

  • 外の世界から守られているという安心感 

などなど、ぜ~んぶがヒュッゲなんだそう!

なんとなくは分かった。
分かったけど、結局は、現地で体験してみないと分からないことなのかもしれないですね😂

北欧と言えば、フィンランドが一番気になっていましたが、マッツ・ミケルセンの存在もあって、デンマークという国がぐいぐいっと気になっている今日この頃です。

それでは、今日はこの辺で!
お読みいただきありがとうございました。


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