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北海道へ行ってきたよ③【挙式】

会場の雰囲気諸々に感極まりまくったこと、知らない人が多くて緊張していたこともあり、自然編・ごはん編とは打って変わって写真のない記事になります


さて、北海道を訪れた一番の理由は親族の結婚式に招待されたためです
先に越されてしまったとも思いましたが、人間という生き物は、生まれるとき・二足歩行を始めるとき・言葉やトイレを覚えるとき・命を終えるとき等、個人差があるので誰かと出会って結ばれることもまた、個人差があるものだと思っています
こういうのは幾つになってもいいんだよ

挙式前

まず、親族であるために専用の控え室へ通されます
壁一面の本棚にL字のふかふかソファ、少しログハウス調に整えられた綺麗な一室でした

時間になり、スタッフに会場へ向かうよう呼ばれました
革靴を履いたとき、なんか違和感を覚えて混乱していたところ、新郎さんのお父さんの革靴を履いてしまっていました
サイズ感や革靴のデザインがちょっと似てたんだよねと思いながら、失態に申し訳ないと思いつつ、会場へ向かいます

当たり前だけど、新郎新婦の友達が多く招待されており、知らない人と会場の雰囲気に対して更に緊張が高まりました

おもしろい催しもの

自分の席に案内される前、スタッフにこの色紙を完成させてから中へどうぞと言われます
なんの色紙かと覗き込むと、木の枝が印刷されており、皆の指スタンプが押されているものでした
スタンプは3色あり、どれにしようか?と皆が思い思いに話し合いながら色紙に向かっています

その3色とは?
愛情(桃) 感謝(黄) 忍耐(緑)


結婚生活を長続きするには「愛情」「感謝」「忍耐」のどれが必要でしょうか?

参加者にまだ独身の人・結婚をしている人・離婚経験がある人と、いろんな人がいる中でこのような質問を投げかけるとは実に深いなと思いました

愛情と感謝が半々くらいで忍耐が少数派でした

私は「感謝」にしました
気遣ってくれること、一緒にいてくれること、一緒に考えること
相手がいて初めて感謝ができます

結論、どれも欠けてはいけないと思います

人前式

自分の席と涙ぐましい新婦さん手書きカードを確認後、チャペルへ移動します

親族側の席に座って待っていると新婦さんの妹ちゃんがひょこっとやってきて「手紙の中のカード、見た?」と聞いてきます
手書きカードと一緒に入っていたカードが、バラを渡す指名カードとなっていたようです
完全に見逃していたものの、妹ちゃんのおかげで一緒にバラを渡す役目を果たせました

ダーズンローズセレモニー

新郎さんが新婦さんに12本のバラをブーケにして渡すと同時に愛の告白、新婦さんはバラをひとつ新郎さんにお返しをして告白を承諾するというものです
この12本には、感謝誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠の意味が込められています
私と妹ちゃんは真実もとい信実のバラを渡しました
新婦さん綺麗すぎて泣いちゃった

指輪の交換、愛の誓い、新郎新婦さんで色紙の完成、誓いのハグを行いチャペルでの人前式は終了

新婦さんのベールや人前式の意味などが、とても納得できた説明をされていたので記して残します

新婦さんのベールについて

ベールは新婦さんを邪気から身を守るものとされています
ベールを母親にかぶせてもらう理由は、母親が子育てに一旦幕を下ろす意味合いが込められているそうです

人前式とは

神様や仏様のかわりに、ゲストで呼ばれた皆が証人になります
人の前とかいて「じんぜん」と読みます

ディナータイム

誓いが終わると美味しいディナータイムが始まります
おしゃれなフルコースだったけれど、北海道の食材が使われているだけあって美味しいものばかりでした
新郎新婦が用意した動画で涙ぐましくなったり、新郎新婦の友達は腕相撲対決で盛り上がる等、あっという間の時間でした

お色直しした新婦さんもめちゃくちゃ可愛かった

会場入りの前に「お色直しのドレスの色は何でしょう?」のクイズがあり、赤・黄・水・紫の4色のリボンからひとつを選びます
私はたぶん紫だろうなと思い選んだところ、正解は紫
なんか血縁関係で好みがわかったみたいで、ちょっと嬉しかったです

お見送り

新郎新婦の友達が2人を囲っていて、ディナータイムは全く近寄れませんでした
帰りに2人がお見送りするように待っていてくれたので、人前式で伝えきれなかった言葉を伝えることができました

本当におめでとう、幸せになってね!

元気でねと伝えるのは最後のお別れになりそうだったので、またねにしました

結婚式で感じたこと

結婚式を挙げることは、本当にいい事だなと身をもって感じました
今までお世話になった家族、これからもお世話になる家族、出会ってくれた友達みんなに感謝ができます
冠婚葬祭と言うのは、生きている意味を少しだけ垣間見せてくれる素敵なイベントなんだと思います
とてもいい思い出になります

自分は挙げるか?と言われたら、まあ挙げないでしょうね・・・

ネガティブな締めくくりとなってしまったけれど、北海道旅行レポはこれで以上になります!

今日はここまで

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