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一人称ジブン

 成長するにつれ、一人称に悩んでいる。
姉と妹がいるのだけど、互いに~ちゃん~くんと呼び合っている影響で、幼少期の家での一人称は~くんだった。
小学生ぐらいになって恥ずかしくなり"うち”呼びをしていたけど、友達に誘われサッカーを始めてから周りに合わせて"おれ”を使い始めた気がする。
ただ、自分の中では何故か違和感を感じていて家では“ジブン”を使っていた。
社会人になって"私”を使うのにも何故か違和感を感じて、ボクやジブンを乱用してしまう。

 一人称に絡めて自己紹介文でも書こうかと思っていたけれど、noteの使い勝手と需要を天秤にかけて思いとどまった。

 SNSでの投稿は、特定の誰かに伝えたい内容というよりかは、空きビンに手紙を詰めて海に流すような気分で書いていて、見ず知らずの誰かに拾ってもらえると嬉しくなる。というような書き込みを見かけ、共感した。

自分もそんな気持ちで下書きにタイトルだとか内容を書き溜めていて、気が向いたときに深堀りして書き進めるようにしている。

 投稿頻度とかを決めてしまうと続かない性分の為、この書き方が自分には合っているように思う。

 職場の先輩が伊坂幸太郎の本でおすすめはあるかと聞いてくれた。
少し前、現場に同行したときに読書の話をして、そのとき“砂漠”の話をしたのを覚えてくれていた。
フィッシュストーリーという短編集の中に“ポテチ”という物語があって、
忙しい時にはそれがおすすめですと推してみた。

食欲の秋、運動の秋はイメージしやすいけど
読書の秋の由来は何だろうとお昼時に中国人の先輩と話した。

起源を辿れば中国が唐の時代、ある詩人が詠んだ漢詩を
夏目漱石が小説「三四郎」に引用したことが由来らしい。

故人は秋の夜長というけれど、現代人には多忙すぎる秋の夜。なのかもしれない。
週末は(久しぶりに)(気が向いたら)本でも読もうかな。

飼っているハリネズミ(まりんちゃん)に焼き芋をあげてみたら、完食していた。食欲の秋らしい。

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