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雪の夜、新玉、新じゃが、クリームシチュー。

外は真っ白、この冬初めての大雪の日。


☃雪の日に恋しいごはん

オフィスは早めに切り上げて帰宅することに。ここ数年の在宅勤務のおかげで環境が整い、なにかあれば自宅でも必要なことは対応できるので、働きかたも幅が広がりましたね。

それにしてもこの大雪ですから、もちろん寒い。とにかく寒い。

こんな日の夜は温かいメニューが恋しくなります。たとえばお鍋、肉じゃが、おでんに湯豆腐。和食のおうちごはんは温かいものの宝庫です。

🥄洋食のあったかメニュー

そして洋食を代表するぽかぽかメニューといえばこれ。

クリームシチューではないでしょうか。

もちろんこれ以外にも、デミソースのビーフシチューやトマト煮込みとか、洋食にもいろいろあったか系のメニューはあるのですが、なんでしょうね、クリーム系のメニューは特にこの季節恋しい気がします。ホワイトソースの白が雪を連想させするんでしょうかね。

というわけで、在宅勤務に切り替えるためにオフィスをあとにした帰り道、鶏肉と牛乳をゲット。

🧅新玉、新じゃが

そして、せっかくこの季節にクリームシチューを作るんだからこれ、これを使うことにしました。

新玉ねぎと新じゃがいも。  

というわけで、今回は大雪の夜に新玉ねぎと新じゃがいもを使って、ぽかぽかクリームシチューをつくってみたお話です。

🥄クリームシチューをつくります

クリームシチューといえば、お肉はチキン。

揚げ物なんかだと胸肉が好みなんですけど、煮込むときはしっとり仕上がるもも肉を使うことが多いです。今回もその方向で。

🥄材料(1皿分)


・鶏もも肉(ひと口大)…4個
・新玉ねぎ…1/4個
・新じゃがいも…1個
・にんじん…1/3本
・スナップえんどう…2個
・しめじ…1/6房
・牛乳…1カップ
・水…1カップ
・コンソメパウダー…小袋1
・粉チーズ…大さじ1
・こしょう…ひとつまみ
・バター…10グラム
・天ぷら粉…大さじ1

🥔新じゃがの下ごしらえ

まずは新じゃがいも。

煮崩れしやすいので、一緒に煮込むのではなく、電子レンジで加熱しておいて、あとで合流させることにします。  

🍗炒めて煮込む

新じゃが以外の野菜と鶏肉はさっと炒めます。

鶏肉の色が変わったら、ここでスナップえんどうはいったん取り出します。

レンチンした新じゃがと、色が変わりやすいスナップえんどうは、のちほどシチューに参加するまでひと休み。

お鍋にコンソメと水を加えます。

そのまま弱めの中火で10分ほどコトコト煮たら、牛乳を加えます。

🧀牛乳と隠し味

ここで味のポイント素材登場。

隠し味に粉チーズを投入します。

新しゃがとスナップえんどう合流。さらに10分ほど煮込みました。

いい感じに全体がなじんだら、いったん火から下ろして休ませます。

和食の煮物ではよく聞きますが、コンソメ系の洋風煮込みでも、この休ませる工程で素材に味がしっかり染むのはおなじですよね。

💧とろみは自家製ルウで

その間にシチューにとろみをつける、ルウをつくります。

小鍋にバターを溶かして、粉を入れます。我が家は常備しているのが天ぷら粉なのでそれを使いますが、もちろん小麦粉でもOK。

 

弱火で練り合わせるように、粉っぽさがなくなるまで炒めます。

クリームシチューはホワイトソース系なので、焼色がつかないよう、じっくり弱火で炒めるのがポイント。

ルウがまとまったら、休ませておいた煮込みの汁を少しずつ加えてのばします。

とろりとした感じになってきました。

あとは残りも加えて、しばらく弱火でコトコト。全体にとろみがついたら、クリームシチューのできあがりです。

🙌雪とソース、白と白

仕上げに粗挽きこしょうと、彩りの刻みパセリを飾ります。

とろみをつけたおかげで、保温効果もあって熱々ハフハフ。

クリーム系のソースは味も優しくて、なんだか芯からじっくり温まるようです。そんな冬の味の中にはいった新玉ねぎと新じゃがいもの存在は、待ち遠しい春の訪れを予感させてくれます。

雪景色と、ホワイトソース。白と白。窓の外は純白に染まりゆく風景。あったかい部屋でクリームシチューを食べながら、積もる雪を見ていた。そんな夜でした。

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