<コレどうですか?>コールセンターの変わったストレス対策の話

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奇抜で面白いアイデアが揃っている。

今回はコールセンター向けのアイデア。

コールセンターの離職率が高いみたいな話は、仕事がわりと激務になる事とか覚える事が多いなどその他にも要因があるが、やはり受けるストレスがその一因という事もある。
コールセンターに勤めている方達の心や体の健康のために、今回はちょっと変わったストレス対策の方法をいくつか提案してみたい。

<音声の再生速度を遅くさせて聞き心地をソフトにするという案>

クレームとかカスタマーハラスメントの電話というのは大抵が早口で怒った口調とかでされる事が多い。
これをリアルタイムで音声の再生速度を0.7とかもう少し遅くすると口調がのんびりした感じになり、聞いている側のストレスをかなり減らす事ができるようになる。

実際に早口で怒った口調で何か物を言ったのを録音し、それを再生速度を遅くして聞いてみるとその効果が実感できるだろう。
音声がのんびりした感じになると途端に威圧感や受けるストレスが弱くなるものだ。
「ふざけんな!」と「ふーざーけーんーなー」ではずいぶん印象が違う。
後者はストレスをあまり受けない。

リアルタイムで喋りの再生速度を遅く変換してくれるソフトを開発すると、全国のコールセンター向けにストレス緩和ソフトとして売り込めば結構な売れ行きを叩きだすだろう。
ソフトウェア会社に勤めている方は是非こういう商品を開発されてはどうだろうか?

クレーマーっぽいと思ったらこの機能をオンにしてストレスを緩和する、みたいに使う。

リアルタイムボイスチェンジャー機能もおまけにつけて、可愛らしい声に変換してくれるとかもあれば面白いかも。
最近は男のVTUBERが女声に変換するソフトをわりと使っているよね。

喋りにあわせて動物の顔が口をもぐもぐさせる映像も付くと、さらにストレスが減る。
動物の顔でビデオチャットするソフトがあるが、あんな感じ。


<癒しモードの実装>

「あぁ、この客クレーマーだな」と感じたら、即座に「癒しモード」というのを起動。
するとPCモニターの一部に可愛らしい動物や自然の癒しとなる映像が映し出されて、それを見て癒されながら客の声を聞いてストレスを緩和するという案。

表示は画面全部ではなく一部にしておかないときちんとしたサポート業務のための情報表示ができなくなるが。

<クレーマー客後は心を休める時間を取る>

可能ならクレーマー客の相手をした後は休憩時間を入れたり、それが無理な場合はクレーマーではない普通の客の対応になるようサポート対応スタッフの配分を考えると良い。
クレーマー客の後にまたクレーマー客の対応をさせられそうな場合はヘルプを出して別の人に対応してもらう、みたいにする。

コールセンターに電話をかけてくる人はクレーマーもいるが、普通の人もわりと多い。

<将来的にはAIを使ったリアルタイム変換でストレス緩和>

他の国の言語をAIを使ってリアルタイムで変換していくというサービスはすでにいくつか存在している。
変換ミスが起きる事もあるが、今後はより精度が高くなっていくだろう。

同じように「激しい言葉使いをやさしい言葉使いにリアルタイムで変換する」みたいなAIサービスを全国のサポートセンター向けに開発すると今後ずっとそのサービスの契約をしたいというところが多いだろう。
ソフト会社にとっては金を生み出し続けるサービスになるわけだ。

「おい、お前聞いてるのか?馬鹿野郎」みたいな言葉も「あ、聞いていますか?」みたいにやさしい言葉にリアルタイムで変換する、みたいな。

変換ミスが起きる事もあるので、オリジナルの言葉は随時テキスト化して後から見れるようになれば、基本は耳でやさしく変換された言葉を聞いて、時々意味が通じなくなっている箇所ではその部分の元のテキストログを確認して言いたい事を判断する、みたいな事をすればいいだろう。

この機能も普通の客ではなくクレーマー客の時だけオンにする。

こんな感じで今現在できそうなコールセンターのストレス対策、また将来実現できそうなストレス対策のアイデアを出してみた。

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こっちは漫画です。


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