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EC27/BE27[金融リテラシー/高難度]GDPギャップをどう推定しますか(2024/5/1updated)

◎要約
GDPギャップは、経済の供給力である潜在GDPと実際のGDPとの差になります。一国の需要と供給の差を示すと考えて良いです。GDPは、基本的に需要で決定されます。インフレギャップであれば需要超過であり、経済成長が高まり易く、その一方、デフレギャップであれば供給超過であり、経済成長が高まり難いと言えます。供給力を正確に計算することは、技術的に困難と言えます。発表されている推計は過去のトレンドを延長したものか、何らかの恣意性が入ったものです。それほど信頼性は、高くありません。

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2012年から学生向けに金融リテラシーを高める教育を行ってきました。そのコンテンツや教育方法が完成したことで、2021年から大人の金融リテラシーを高めるサポートを始めることしました。noteへの投稿がそのスタートです。