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"感想"に対するすべて
ひらめきマンガ教室6期聴講生のもち鎧さんが、御本人が書かれた同教室制作コースの、これまでの作品感想をすべて削除した件について、無関係ではない、というか、ほぼ原因はじぶんにあるだろうという憶測に基づいて、じぶんが関わった部分について書こうと思う。
これまでもち鎧さんは6期生の描いたネームすべてに感想を書いてくれていた。書いてくれていたんだけど、正直言って、おれともち鎧さんの「感想」との相性は最悪だ
Lights&Motion
マンモス団地と国道の照明灯だけが光源となる北総の深夜1時、マルスズ梨園、と書かれた白い看板の根本にスクーターが止まっていて、それにまたがったまま彼女はぼくを待っていた。そう書くとなかなかにエモいけれども実際はぜんぜん違う。これは村上春樹の小説なんかじゃない。現在、つまり2003年3月20日にはまだ「エモい」なんていう言葉はなくて、インターネットはもっと狭くて、ケータイでできることといえば16和音の
もっとみるきっとぼくたちは戦争をはじめる。
ぼくたちは戦争をはじめる。
14時間働いたあとで飲む度数の高いアルコール飲料によって、極端に速度が遅いMVNO回線で見るSNSによって、紫と漆黒の中間にある空の下で白い無機質なひかりを放つセブン-イレブンによって、自炊しないといけないと思いながら選んだカップラーメンによって、ぼくたちは戦争をはじめる。
「きっとまだできることがある」
アルコールと乳酸とストレスによって歪んだ思考回路できみは思う