死の間際

男「ううっ、俺はもうだめだ。死ぬ」

ボヨヨ-ン

男「って誰?」

神様「わしは神様じゃ」

男「俺、今死ぬとこで忙しいんだけど」

神様「お前が死ぬ前に一つだけ望みを叶えてやろう。何か欲しい物はないか?」

男「死ぬ寸前なのに何か貰ってもなあ。でもせっかくだから旨いものでも食わせてもらうか」

神様「何なりと申すがよい」

男「ラーメンよりやっぱり寿司か、いや焼肉。待てよステーキも捨てがたいし中華もいいな。あー決まんねー。全部食いてー。そうだ、死ぬの一旦止めてもらえます?」

神様「まあ、いいけど」

男「じゃあ、それで」

神様「オッ、オッホン。むにゃむにゃ」

男「あっ病気治った。元気になったら腹減ったから何か食いに行こうっと」

神様「食いすぎて死なんようにな」

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