嘘つき

A「あなたは嘘つきだ!」

B「私は嘘などついていない」

A「学歴を詐称している」

B「何だ、そんな事か」

A「身長をごまかす靴を履いている」

B「別に嘘をついている訳じゃない」

A「カツラもかぶっている」

B「違法じゃないだろう」

A「収入だってごまかしてる」

B「仕方が無かったんだ」

A「本当の事を言え!」

B「分かりました」

A「○大中退だと言ってたな。本当はどうなんだ?」

B「本当は東○大学卒業です」

A「身長をごまかす靴を履いてるだろ」

B「ごまかしてるように見える靴を履いているだけです」

A「低い身長を高く見せかけてるんじゃないのか?」

B「30センチほど高くしているように見えますが実は身長は190センチ以上です」

A「カツラをかぶっているだろう」

B「髪が薄いように見えるカツラです」

A「何でそんな事するんだ」

B「カツラを取るとフサフサなもので」

A「おお、フサフサだ。それに髪型もカッコイイじゃないか」

B「すみません」

A「収入は何で低く言ったんだ。税金をごまかす為じゃないのか?」

B「本当は○億円以上です。税務署にはちゃんと申告してます」

A「それじゃあ、あなたは高学歴で高身長で髪の毛フサフサで高収入じゃないか。イヤミな奴だな」

B「イヤミな奴と言われるのが嫌だったもので」

A「まだ他にも嘘をついているんじゃないのか?」

B「すみません」

A「素直に白状しなさい」

B「このお腹です」

A「そのブヨブヨのお腹もフェイクか?」

B「実はこれも」

A「おーっ、シックスパックになってるじゃないか!」

B「これだとモテ過ぎちゃって大変なんです」

A「あっそ」

この物語はフィクションであり作者のtomadoとは何の関係もありません

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