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LINEドクター使ってみた

いよいよ花粉症が辛くなってきたため、LINEドクターを使ってみました。使ってみた感想、個人的に辛かった点などを共有します。

LINEドクターって何?

LINEドクターは、LINEヘルスケアが提供しているオンライン診療サービスです。オンライン診療とは名前の通り、医師に行ってもらう診療がオンラインで完結するサービスのことです。

病院って結構めんどくさいですよね。。

・家から出ないといけないし
・仕事終わりの時間はなかなか空いてないし
・めっちゃ混むことあるし
・コロナも気になるし

そんな中、LINEだけで診療が完結するサービスがLINEドクターです。

実はオンライン診療のサービス自体は他にもたくさんあります。curon、PocketDoctor、CLINICSなど・・。それぞれメリットデメリットがあるようなので、気になる方は比較してから利用するのがよいかもしれません!

LINEドクターのよかったところ

オンライン診療全般に言えますが、とにかく家で診療が完結しちゃうのはめちゃくちゃ楽です。特に花粉症の薬をもらうなんて毎年ですし、病院で並んでも数分会話して薬もらって終わりなので、なんだったらただ処方箋だけが欲しいなんて人も多いのではないでしょうか。そういったユースケースにはドンズバで役立つサービスだと思います。

LINEドクターに特有なメリットは、アプリのダウンロードが不要なことと、決済登録が楽なところ、の2つだと感じました。

LINEドクターの場合は、LINEのアプリでLINEヘルスケアと友達登録するだけで使えるようになります。私は毎月通院するわけでもないので、忘れた頃に「あれどのアプリやっけ?」「うわアップデートしないと使えない・・」などのイライラを経由せずに済むのは結構大きいなと感じました。

また友達との割り勘で普段からLINE payを使っており残高が余りがちなので、残高の利用で決済が完結するのも地味に嬉しいです。

LINEドクターの気になったところ:予約のUX

とはいえ使いづらい部分はあるな、という風にも感じました。まず病院を選ぶ作業がめんどくさいです。花粉症という軽度な(命に別状ない)症状だからとも言えますが、病院や先生の質に対して私はあまり神経質ではありません。病院選択の時にあいうえお順で病院が並んでいる仕様なのですが、使いづらかったです。せめて地域や位置情報から近い病院にして欲しいなと…

また、花粉症の診療にかかりたい私にとって例えば精神科の病院は用事がありません。症状からざっくり診療科が絞られた状態で選べたらもっと使いやすいんだろうなと感じました。

もっと欲を言えば、私は病院を選びたいとは思っていません。病院の先生が良いのか悪いのか判断する方法もよくわからないし3/10 12時に診療してもらえるのかが一番重要な判断基準だったりします。今の仕様は病院を選ぶ→先生を選ぶ→時間を選ぶの順番になっていて、病院比べてここにしようかなと思ったのに時間空いてないやん…と体験にストレスを感じました。

LINEドクターの気になったところ:薬をもらうまで

ここは特につらかったです。私はオンライン診療がおわってから2週間くらい薬を手に入れることができませんでした。処方箋を薬局に持っていくか、オンライン対応薬局に郵送するか、どちらかの作業が必要だったからです。いや頑張れよ…と声も聞こえてきそうですが、めちゃくちゃ面倒だったんです…。

私は日曜日に買い物に行きがちなのですが、近くの薬局が日曜日お休みで薬局に行けませんでした。なのでオンライン対応薬局のとどくすりを利用しました。

処方箋の写真を撮り、電話での服薬指導が終わり、いいやん!!と思ったのもつかの間。処方箋の原本が必要なので送ってくださいと言われました。なんと…何のための写真撮影だったのでしょうか、愕然としました。封筒送った記憶はないしポストの位置も知らないし、切手買うにもコンビニだし何円分買えばいいかもわからないし…結局その辺の問題をクリアするのに2週間かかりました。

よくよくHPを読んでみると、オンライン診療の際に先生にとどくすり使います、と言えば処方箋を送る無意味な作業は必要じゃなかったっぽい…。もしそうなら言って欲しいし、戦略的にやってないなら早く同等のサービスをリリースして一貫したUXを提供して欲しいと願うばかりです(届けこの想い)。

まとめ

上記のように使いづらい理由はいくつかありましたが、基本的にはめっちゃ楽だし無駄が少ないなと感じ、気に入りました。診療のオンライン化がデファクトスタンダードになるまでは時間の問題だと思います。

一方、触診とか検尿をしてちゃんと不安を解消して欲しいような症状の場合は、やっぱり病院まで行っておきたいなとも感じます。医学的な観点での妥当性の論点よりも、主観的な不安の解消の観点では、やっぱり色々手を尽くした結果何もなかったよ、と言われる方が安心感はあるだろうな、と感じます。(将来的にはセカンドオピニオンなど通して安心感を高める工夫がされるかもしれませんね)

何にせよ、オンライン診療はこれからはっきり当たり前になっていくと思います。ちょっとした症状の解消から、使ってみることをオススメします!

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