見出し画像

【詩】散る


透き通ったその肌は


太陽の光を浴びて


柔らかく


美しく


どこか儚く



あなたが散る事を


哀しみ


淋しがり


どこか愛おしく


人は心を許す




萎れたこの肌は


月の光を浴びて


固く


苦しく


どこか優しく


ぼくが散る事を


哀しみ


淋しがり


どこか愛おしく


君は涙を流す




今まで散らなかった

桜はない

今まで死ななかった

人間はいない





だから

だからこそ

一生懸命に

今日を散る



この記事が参加している募集

最近の学び

ともですっ、最後までご覧頂き本当にありがとうございます^^