人は天気次第で不機嫌になる。三寒四温…啓蟄
今日も暖かい一日になりそうです、確か大阪の予想最高気温は24°、最低気温は11°ですか…
明日の予想最高気温が24°で最低気温が11°
日中の気温差が激しいし、週によっての気温差も激しく、しんどい季節ですね。
僕はここ数日、こめかみ辺りの偏頭痛があります。
本人の自覚がある無しに関わらず、気分障害(双極性、うつ)がある人は特にしんどいです。また、膝関節などに古傷がある人は痛むかも知れません。
僕がまだコールセンターに在籍していた頃、春先になると変な電話が増えました。
「季節の変わり目は変な人が増える」という事は勿論知ってましたが、リアルに数値化できる程の異変に気づいたのは、コールセンターの仕事に携わってからでした。
高齢者の気分障害の「老人性うつ」は冬に症状が酷くなる事が多いみたいですし、秋になると誰でもセンチメンタルになりやすい、これは僕たちの祖先が厳しい冬を如何に乗り越えれるか?冬に対しての恐怖感が遺伝子に記憶として刻み込まれていると良く聞く話し。
それが、春の訪れでも影響を受ける…ってどういう事?
経験で分かった事が暦の”啓蟄“が境目にある事でした。
冬ごもりをしていた、虫が出てくると人の疳の虫も出てくると理解した。変な電話が増えるのと同じくして、オペレーターの対応や様子が違うのにも気がつく、呂律や会話のテンション、聞き取りミス等………
「高齢者だけでは無いんや、自分は“まとも”と大概の人は思っているが…、大概の人は何処か調子を崩している、高齢者は敏感に反応して顕著に現れているだけ」
”啓蟄“後の三寒四温の気温差をからだは敏感に感じ取っている。
田中圭一氏の『うつヌケ』でも気温差で急激に気温が下がると“うつ”をぶり返すと言っている。
そんな独自仮説で観察すると“季節の変わり目”だけではなく、大雨、台風(気圧)、気圧配置(高気圧)でも様子がおかしくなる、大きな事件や事故が盛んに報道されても増える。
人は天気だけで不機嫌(体調の変化)になる➡︎八つ当たりする➡︎八つ当たりされた人が不機嫌になる。
アランの『幸福論』に出てくる「不機嫌の連鎖」が“気象条件”で起きてしまう。
人は天気次第で不機嫌になると理解する事で、気分障害の人は「私の気分が憂鬱なのは気温差か気圧が原因か〜」と原因がわかれば少しは気分が楽になるし。
「この人はこんな天気やから、ご機嫌斜め何か〜」と思えれば、八つ当たりしてくる人にでも、優しくとは行かないまでも、少し人柔らかい眼差しでその人を見る事ができるかも知れません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?