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「忘れ物」をなくす方法 #路上文藝 007

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「仕事着忘れた…」

いやいや、ヘルメットだけ忘れずに現場へやってきた点に高いプロ意識を感じます。

話は、もう変わります。

僕はよく「なぜそんなにカバンが大きいのですか?」と訊かれます。

カバンが大きい理由、それは「忘れ物をなくすため」です。

名刺がない、メモ帳やペンを忘れた、新幹線のチケットを置いてきてしまった、先様への地図を忘れて取材先へたどり着けない、質問事項のプリントアウトを持ってこず「あてずっぽう」で乗り越えた、などなど忘れ物による失敗を「忘れるほど」やからしてきた僕。

忘れ物による失敗を防ぐため、僕はカバンにつねに「予備」を入れています。

名刺入れはふたつ、ICレコーダもふたつ。

ペンケース、メモ帳、カメラ、歯ブラシ、マスク、アルコールウエットティッシュ、ハンカチ、塗り薬、バッテリ、USBケーブル、現金、付箋、爪切り、使い捨てカイロほかもろもろを、いろんなポケットに分散して入れているのです。

さすがにひとつしか入れていませんが、折りたたみ傘、手袋、あと、僕はよく背中がかゆくなるので「孫の手」は欠かせません。

あれやこれや詰め込んでいるので、当然カバンはそれ相応のサイズになります。

そんな大きなカバンでも、取材先から資料をたくさんいただいたり、出先で購入したりしたものは、もう収められるスペースがありません。

心配ご無用。

非常事態に対応すべく、カバンにはつねに「予備のカバン」が入っています。

このようにいつも「忘れ物はもうないな」とチェックし、万端整え、大きなカバンを担いで出かけます。

そうして取材先へ向かう電車の中でいつも、「スマホ忘れた……」と気がつくのです。

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#路上文藝とは「街のいい文章を見つけ、味わい、名も知らぬ文学者たちをリスペクトする運動」を意味します。

#路上文藝 006 また「ほら吹き」になるところだった

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*画像は「縦」「引き」「アップ」でも撮影しています。

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