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救急車で運ばれそうになった


先日、39度の熱が出た。夜中に気持ち悪くて目が覚めてトイレに行こうと思ったけれど、立てなくて四つん這いでリビングへ。
リビングで力が尽きて寝ていると息が苦しくなってきた。上手く呼吸できなくて体がだんだんと硬くなる。
気づいたら、手がギュッと縮こまった形でかたまって、広げられない。足の指でも同じことが起きていた。

「なんだこれ・・・自分の身体じゃないみたい」とうっすら思いながらも、どんどん呼吸が苦しくなって身体中が痺れてくる。
旦那さんがどうしたらいいのかわからず、とりあえず救急車に連絡してくれた。
私の意識はあるものの、ぎゅうっと小さくなろうとする手足が痛くて、もしかしたら手足はずっとこのままなんじゃないか…なんの病気かはわからんけど、このまま私は…なんてことを思った。

その時、次男も起きてしまい泣き叫ぶ。
授乳しようにも次男の元に駆け寄ることができない。旦那さんが頑張ってあやしてくれているけれど、次男は泣き止まない。

どうしよう…という旦那さんの言葉を聞いた私は「はよ、私のところに連れてきて!」と叫んでいた。(ごめんね、乱暴な言い方で)
なんとか横向きになって授乳できた。

その後すぐに救急隊員が来てくれて、意識の状態や呼吸、酸素量などを診てくれた。救急隊員の人たちが来るころには私の呼吸は安定していて、手足の痺れも治っていつも通りに動かせるようになっていた。
隊員の人が言うには、過換気症候群ではないかとのこと。呼吸が浅くなると手足が硬くなって痺れるといった症状が出るらしい。
救急の病院に連れて行くこともできるけれど、受け答えも自分でできるし、子どもたちもいることだし、様子見ましょう。となり帰ってもらった。
何かあればいつでも連絡してください!と優しい言葉をかけてもらい、こんな真夜中に駆けつけてくれるなんて申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
救急隊の方が来てくれた時に「もう、大丈夫だな。」と安心したのが呼吸が落ち着くきっかけだったのかなと今では思う。
忙しい中、本当にありがとうございました!私はなんとか生きています!

救急隊員って大変。詳しい条件とかは知らないけれど、緊急性があると思ったら行かなきゃ行けんし、電話口で緊急性がある、なしを判断するの難しいと思うからほとんど行って現場見て判断。ってなることが多いと思うし、
私みたいに実際救急車を呼んだものの、様子見ましょう。で終わることも少なくないと思う。私は「もうこの人たちに任せておけば安心や」と身を任せることができた。自分では原因がわからない症状も説明してくれて本当に頼もしい存在だった。

それにしても、健康の有難みをとても感じる。自分が病気の状態で子どもたちの世話をするのがしんどかった。自分に余裕がないからキツい言い方になったり、子どもたちの要望に応えられなかったり。しんどいなあ、早くげんきになりたいなあ、ってずっと思っていた。

やっと家族みんながげんきになってくれて嬉しいな。笑顔でうるさいくらいがちょうどいいよね。

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