「対処できる自分」を味方につける
頭の中にどうでもいいチリをため込んでしまう癖がある。
どうでもいいチリとは、まだ起きても無い不安や恐れを勝手に想像していること。
不安や恐れは人が生きていく上でDNAレベルで必要なのでなくなることはないですが、その“大きさ”は自分でコントロールできるものだと思っています。
頭の中でチリの比率が大きくなればなるほど雪だるま方式で色んなことをくっつけてその不安を大きくしていく。
大きくなったら頭の中から追い出すことに時間もエネルギーも使い、頭の中がそればっかりになっていろんな世界を狭めてしまうように思います。
外側のせいにしていたことも、周りの枠にはまりたくないともがいていたことも、本当は自分が勝手にチリの中に埋もれていってるだけで、そこからの抜け出し方がわからなくなっていたのかもしれません。
だからチリ程度の時に自分の中で掃除しておく。
チリも溜めればすぐに大きな塊りとなり、頭から追い出すことが難しくなるのです。
(チリはすぐに貯まるのにお金は貯まらない、、)
最近私の中にあったチリも少しづつ掃除しています。
私は貯金大好き人間でした。貯めることに安心感を覚え、使って減ることに不安を感じていた。
保育士のお給料は高くは無い。
だからこそせっかく貰ったお給料をどれだけ手元に残して置けるかを常に考えていました。
買い物に行くと「妥協」という2文字が常に頭の中にあり、気持ちよくお金を払う感覚を持てていなかったように思います。
今は少しずつお金の考え方が変わり、お金の出し方に心を込められるようになりましたが、お金の不安は何かにつけてやってきます。
でも不安がなくならないからといって、何もしないのではなく、勝手に不安を煽るくらいうなら今できることをやることが大切だなと思っています。
そう思えるようになったのは、小さなチリのうちに頭から掃き出す癖をつけるようにしているから。
自分がどんなことをどんな風に不安に思っているのかを書きだしながら、何故そう思うのか?を自問自答するようにしています。
そうするとその不安は大概自分の思い込みに過ぎないなーと思うのです。
今不安に感じていることを具体的に出していくと、例え思い込みだったとしても自分を安心させてあげる為にこうやって書き出すことってすごく大事だなと思います。
不安や恐れの悩みに振り回されるよりは、もしそれが起こった時に“対処できる自分”を味方に付けていたい。
その心強い味方に自分自身がなる為に、頭の中のチリを掃き(吐き)出して、大丈夫!と思えるアイテムをたくさん身につけていきたいです。
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