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自国語読みの流れでNipponとするのはどうだ

ウクライナの首都を「キーフ」と呼ぶことになった。
ロシア語から発生している「キエフ」を辞めるのは、「グルジア」を「ジョージア」へ変更した時と同様の理由らしい。
ロシアの暴挙に対してのリアクションだとしたら、統治国の習慣で始まった呼称が通っている他の多くの国、かつて植民地時代を体験した国の人などは、
「それならウチも変えて欲しい」と思っているかもしれない。

「東方見聞録」にジパングと書かれてあったことで「JAPAN」になったらしいけど、マルコポーロは日本には上陸しておらず、中国の人からの伝聞でジパングと書いたという。
「JAPAN」はもう呼称ではなく、日本国の公式な英語表記としてパスポートなどに記されている。
どうせならこのタイミングで「JAPAN」をやめて「Nippon」にすればとも思うけど、そんなことにこだわる日本人は多くないのかもしれない。

ところで、「エンドニムとエクソニム」という言葉には一般には馴染みがないと思う。
エンドニムは内生地名、エクソニムは外来地名と言い、当初当地で生まれた呼び名が変化していく。
ウィキペディアに分かりやすく書いてあった。

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