Finland GTP 「教育探究パート」2nd

◎ 授業づくりパートのミッション
フィンランド教育で学んだことを日本での小さなアクション(実践)に繋げる

まずは、事前課題である「自分の感じている教育現場の課題」の共有からスタートしました。

フィンランドGTP研修資料

課題をシェアしたところで、いよいよ探究も次のフェーズに入っていきます。

◎ 本日のテーマ
課題の原因を考える
*なぜ、その問題が起きているのかを掘り下げる

「探偵がよく使う道具とは何か?」という問いから始まりました。
ここでは、課題発見にはツールが重要で、今回は「フィッシュボーン図」を使っていきました。フィッシュボーン図は、元々は製造業で使われており、課題を分析して整理するために開発されたツールになります。定義としては、課題がどういう原因で発生しているのかをまとめた図になります。

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そして、フィッシュボーンツール理解のための英語のリスニングテストを行いました。
タスク:「What do you do?」の音声を聞き取る。
聞き取れない場合は、以下の3つの要因のどれかに当てはまるそうです。

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フィッシュボーンを使うことで、自分は英語のリスニングにおいて、どこでつまづいて、どこを改善したらいいのかを知ることができます。
この後、自分の教育現場における課題の原因をフィッシュボーンで整理するための準備ワークを行いました。

  1. デモンストレーション(課題のシェア)

事前課題と同じフォーマットで5thのフィンランドGTPに参加した方の課題のシェアを行い共通理解を図りました。

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2.具体のシェア

個別最適な教室環境について共通理解を図るために実際にフィンランドの教室の風景のシェアを行いました。

フィンランドの教室環境

3.フィッシュボーンの使い方の説明

課題として挙げられた「なぜ、日本では個別最適な教室環境が作りづらい」のかをみんなでブレストし、分類するワークを全体で行いました。

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◎ ワークの進め方
⓪ 課題のシェア
① 原因となるものを思いつきでブレストしていく
② カテゴリーごとに分類していく>分類のタイトルを考える
③ 特に大きな要因のものを選ぶ>ハイライトする

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こちらが次回の授業づくりパートまでの課題になります。少しずつ現地研修に向けた準備が進み始めています。フィンランドでの学びを知識のインプットだけではなく、日本の教育現場に何かアクションを起こしていく準備が着々と進んでいます。報告会も開催できたらと思っていますので、このnoteを読んでくださる方は現地でのログも楽しみにしていただけたらと思います!

moimoi!

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