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書評『凡人が天才に勝つ方法』

 こんにちは!トモタメです。
今回は、つんく♂さんの著書『凡人が天才に勝つ方法』を紹介しようと思います。この本は、凡人が仕事で結果を出すときの行動力や考え方、今後必要になる能力などを、つんく♂さんのご経験から書かれている本です。

私としては、つんく♂さんはモーニング娘のプロデューサーというのは知っていましたから、正直天才だと思っていました。だけど、ご自身は自分のことを凡人だと思っていらっしゃる・・・。

「めちゃめちゃ謙遜してますやん!」

読んだ瞬間に心の中でツッコミました。あんだけモーニング娘を大ヒットさせた方が天才と言わないで何というのだろう?と思いましたが、読んでいきますと、僕みたいな凡人の底辺でもできそうなことが書かれていました。

つんく♂さんがご自身のことを凡人と仰っている理由もわかりました。そして、あれだけ大ヒットさせた裏側には、おそらく数百曲、いや1000曲以上がほとんど知れ渡っていない曲もあるということも読んで分かりました。

そう、つんく♂さんが曲をヒットさせた大きな要因は作曲された曲数にあったということです。圧倒的な作曲するという行動力が、数々の曲を大ヒットさせる確率もあげているということです。

ただ、年間100から130曲を作曲し、その生活を15年間継続している・・・。単純計算でも1500曲以上は作曲されている・・・。

私はこのnoteを書き始めてから、3か月ほぼ毎日書いています。自分の考えを書くのが好きなので、継続できているものの、それでもその日のモチベーションで、書きたくない日もあります。

それを思うと、当時の作曲活動ってAIが作曲してくれている時代ではないので、1曲作るにも相当時間はかかったのだろうと思います。

当時のつんく♂さんの「売れたい!」「有名になりたい!」というのが貪欲が、3日に1曲のペースの作曲作業をもたらしたのかも知れません。

自分が仕事で成果を出したいときは、圧倒的な数をこなすこと。これを思い出して、自分は凡人だからこそ数と時間をかけて、忍耐強くやっていこうと思いました。


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