もよ

健康な「からだづくり」と「こころづくり」のお手伝いをしています。大阪の箕面市なう。オル…

もよ

健康な「からだづくり」と「こころづくり」のお手伝いをしています。大阪の箕面市なう。オルタナティブスクールに通う7才息子に育てられる日々。何気なく読んだ文章で、心がフワッとゆるむことってあると思う。|整体×整心お家サロン「pono-me」https://pono-me.com/

マガジン

  • こころもみエッセイ。

    体をもんでゆるめるように、心ももんでゆるめられたらいいのにな、と思うことがあります。なにげなく読んだ文章で、心がふっとゆるむことってあると思う。

  • たくさんの方に読んでもらえた【お祝いnote】

    note編集部さんのおすすめ記事にのせてもらったり、スキ!をたくさんもらえた大切なnoteたちをまとめています。

記事一覧

固定された記事

ママの私が「夜中のコンビニ」でアルバイトをする理由。

私は週に2回だけ、夜中のコンビニでアルバイトをしている。 21時に息子と一緒に寝て、 23時に起きてコーヒーを飲んで、 23時45分に家を出て自転車をこぎ、 0時から7時ま…

もよ
3年前
1,894

友達100人なんて、できっこないから。

新学期がはじまって、1ヶ月足らず。 息子は、ピカピカの小学校2年生。 そして、ピッカピカの小学校1年生が入学してきた。「入学」とか「小学校1年生」とか、そんなよ…

もよ
8日前
57

ママ35才。左車線の左ハシッコを、ノコノコ走る勇気。

EVトゥクトゥクという3輪の乗り物で、息子を小学校まで送迎している。 その乗り物に乗りはじめて、 もうすぐ1年だ。 小学校への道のりは、171号線という大きな道路…

もよ
1か月前
56

お花のお墓

最近、家の中が私によそよそしい。 そんなことを思っていた。 いつも着ているコートも、いつも使っているテーブルも、いつもごはんを炊いている炊飯器も、いつも履いてい…

もよ
2か月前
43

7歳息子の寝起きがよくなった「朝の過ごし方」。

小学校1年生の息子は、「朝」が苦手だ。 大キライだった幼稚園を卒業して、今の小学校に通いはじめてしばらくは、びっくりするくらい寝起きがよかった。 あれ?「朝」が…

もよ
3か月前
49

ありがた迷惑で、ごめんなさい。

「前にここでケンカしたよね。今日も絶対に、メロンソーダーだからね。」 小学校の近くにあるモスバーガーに行くと、息子はそう念をおす。 小学校の入学式の帰り、家族で…

もよ
3か月前
71

7才息子が「アクション映画」を観るのがイヤだったけれど。

父ちゃんは、映画が好きだ。特にアクション映画が大好きだ。戦ったり、勝ったり負けたり、殺したり殺されたり、殴ったり殴られたり、蹴ったり蹴られたり、銃で撃ったり撃た…

もよ
3か月前
63

自作絵本♪「発達障害って何だろう?」と考えてみた。

小学校1年生の息子が好きなのは、「猫」と「黒色」と「戦い」だ。最近は、猫たちが戦いを繰り広げる物語の絵本を、黒い鉛筆1色で書くのにハマっている。 「母ちゃん、い…

もよ
5か月前
144

息子のアタマのシラミと戦いながら、感じたこと。

小学校1年生の息子の頭に、シラミがわいた。 なんだか頭がかゆそうだなぁとは思っていた。ある日、ふと息子の頭皮を見てみたら、髪の毛の根元に白いフケのようなものがた…

もよ
7か月前
46

子供との「最高の思い出」の作り方。

大阪府の箕面市。小野原というところに、「コロッケ・クロケッタ」というコロッケ屋さんがある。 夏休みに友達と遊んだ時、そこのコロッケやお弁当を買って、その友達の家…

もよ
7か月前
71

「ひま」から生まれる、素敵な何か。

夏休みがおわった。 私も仕事はポツリポツリしかせず、毎日息子といっしょに過ごした。 週に1〜2回は、友達と遊んだり、どこかに出かけたりはしたけれど、それ以外は近…

もよ
8か月前
90

ひとりっ子の夏休み、どう過ごす?

夏休みがはじまって。 小学校1年生の息子と、べったりと過ごしている。まるで幼稚園に入る前の生活に戻ったみたいだ。 ふと幼稚園に入る前の生活を思い出してみる。 オ…

もよ
9か月前
135

お父さんの「愛し方」って、こんな感じ?

どこの家庭でもあるあるかもしれないけれど、父ちゃんは息子と一緒にいる時間がすごく短い。平日の朝と夜に、ちょっとずつ会えるか会えないか。土日は仕事がなければ1日一…

もよ
9か月前
74

もうすぐ夏休み。学童の申込みをしなかった理由。

「では梅川さん、こちらで靴をぬいでください。」 彼女がそう言ったので、キョロキョロ動かしていた目線を彼女の方に向けた。でもおかしい。彼女は私の方を見ていない。彼…

もよ
10か月前
76

家族の絆を深める「会話のタネ」の育て方。

小学校1年生の息子は、家では1人でトイレに行けないことが多い。 廊下が薄暗くて怖いらしい。理由は一応そう言っているけれど、きっと「なんか妙に怖い」というのが本音…

もよ
10か月前
45

「お母さんを辞めたい」とググッてしまったら。

幼稚園が嫌いだった息子が、小学生になって。オルタナティブスクールに通うことになった。 毎日楽しそうに学校に通う息子を見ていると「ここに通っていれば、息子は大丈夫…

もよ
10か月前
114
ママの私が「夜中のコンビニ」でアルバイトをする理由。

ママの私が「夜中のコンビニ」でアルバイトをする理由。

私は週に2回だけ、夜中のコンビニでアルバイトをしている。

21時に息子と一緒に寝て、
23時に起きてコーヒーを飲んで、
23時45分に家を出て自転車をこぎ、
0時から7時まで働く。

なんだかんだで1年ちょっと、そのアルバイトを続けている。

去年の3月のこと。

息子が4月からついに幼稚園入園ということで、入学金やら制服やらで久しぶりに大きなお金が動いた。 

ふと預金通帳の残高を見てみると、

もっとみる
友達100人なんて、できっこないから。

友達100人なんて、できっこないから。

新学期がはじまって、1ヶ月足らず。

息子は、ピカピカの小学校2年生。

そして、ピッカピカの小学校1年生が入学してきた。「入学」とか「小学校1年生」とか、そんなような言葉を聞くと、反射的に頭の中に流れてくる歌がある。

いちねんせいになったら〜
いちねんせいになったら〜
ともだち100人できるかな♪

息子の通うオルタナティブスクールは、1学年の定員は8人まで。同じ敷地内にある中学部まで合わせて

もっとみる
ママ35才。左車線の左ハシッコを、ノコノコ走る勇気。

ママ35才。左車線の左ハシッコを、ノコノコ走る勇気。

EVトゥクトゥクという3輪の乗り物で、息子を小学校まで送迎している。

その乗り物に乗りはじめて、
もうすぐ1年だ。

小学校への道のりは、171号線という大きな道路をまっすぐまっすぐ走る。最高速度の標識には「50」という数字が表示されている。

その乗り物は、なんとか50キロまではスピードが出るけれど、電池が減っていくにつれて40キロくらいまでしかスピードが出なくなるという、なんだか不安定な乗り

もっとみる
お花のお墓

お花のお墓

最近、家の中が私によそよそしい。

そんなことを思っていた。

いつも着ているコートも、いつも使っているテーブルも、いつもごはんを炊いている炊飯器も、いつも履いているスリッパも。

いつも歩いているフローリングも、いつも見ているテレビも、いつも用を足しているトイレも、いつもお味噌汁をつくるお鍋も。ぜんぶぜんぶ。

なんだか家の中にある物たちに、そっぽを向かれている感じがする。だから家にいてもなんだ

もっとみる
7歳息子の寝起きがよくなった「朝の過ごし方」。

7歳息子の寝起きがよくなった「朝の過ごし方」。

小学校1年生の息子は、「朝」が苦手だ。

大キライだった幼稚園を卒業して、今の小学校に通いはじめてしばらくは、びっくりするくらい寝起きがよかった。

あれ?「朝」が苦手なんじゃなくて、幼稚園に行きたくないから「朝」が苦手だったのかも、と思ってホッとしていたのだけれど。

入学してしばらくすると、また寝起きが悪くなった。でも学校は楽しいとのこと。「入学ハイ」になっていて、なぜかスッキリと起きられてい

もっとみる
ありがた迷惑で、ごめんなさい。

ありがた迷惑で、ごめんなさい。

「前にここでケンカしたよね。今日も絶対に、メロンソーダーだからね。」

小学校の近くにあるモスバーガーに行くと、息子はそう念をおす。

小学校の入学式の帰り、家族でモスバーガーに行った。息子はいつも通りキッズセット、そして飲み物は「メロンソーダー」にするとのこと。

息子と父ちゃんは席で待っていて、
私が注文しにいく。

「キッズメニューの飲み物はいかがされますか?」

店員さんに聞かれたので「メ

もっとみる
7才息子が「アクション映画」を観るのがイヤだったけれど。

7才息子が「アクション映画」を観るのがイヤだったけれど。

父ちゃんは、映画が好きだ。特にアクション映画が大好きだ。戦ったり、勝ったり負けたり、殺したり殺されたり、殴ったり殴られたり、蹴ったり蹴られたり、銃で撃ったり撃たれたり、すんごいスピードで車を走らせたり、血がブシャッて飛び散ったりするような映画。「かっこいい」らしい。

私は、そういう映画が苦手だ。たとえばアバターの映画は物語が気になりすぎて見に行ったけれど、戦いのシーンも多くて長くて、映画が終わる

もっとみる
自作絵本♪「発達障害って何だろう?」と考えてみた。

自作絵本♪「発達障害って何だろう?」と考えてみた。

小学校1年生の息子が好きなのは、「猫」と「黒色」と「戦い」だ。最近は、猫たちが戦いを繰り広げる物語の絵本を、黒い鉛筆1色で書くのにハマっている。

「母ちゃん、いっしょに絵本かこうよ。」

ある土曜日の朝、そんなお誘いを受けた。真っ白な紙を2枚、黒い鉛筆を2本準備して、2人で肩を並べて座卓の前にペタンと座った。真っ白な紙を目の前にして、なんだか妙にワクワクした。今からこの真っ白な紙に何を書いてもい

もっとみる
息子のアタマのシラミと戦いながら、感じたこと。

息子のアタマのシラミと戦いながら、感じたこと。

小学校1年生の息子の頭に、シラミがわいた。

なんだか頭がかゆそうだなぁとは思っていた。ある日、ふと息子の頭皮を見てみたら、髪の毛の根元に白いフケのようなものがたくさんあった。手で払おうとしても取れない。

あ、シラミだ。ぜったいシラミだ。

そう思った瞬間、ゾゾゾゾゾ〜ッとして、自分の頭もかゆくなってくる。「アタマジラミが確認されました。」というメールが何度か学校から送られてきたことがあるので、

もっとみる
子供との「最高の思い出」の作り方。

子供との「最高の思い出」の作り方。

大阪府の箕面市。小野原というところに、「コロッケ・クロケッタ」というコロッケ屋さんがある。

夏休みに友達と遊んだ時、そこのコロッケやお弁当を買って、その友達の家で食べよう、ということになった。

友達は、買ってきたコロッケと、お家で炊いたご飯と、インスタント味噌汁を食べていた。私と息子にも、インスタント味噌汁を分けてくれた。

私はからあげ丼と、チーズクリームコロッケを単品で買った。それらを、も

もっとみる
「ひま」から生まれる、素敵な何か。

「ひま」から生まれる、素敵な何か。

夏休みがおわった。

私も仕事はポツリポツリしかせず、毎日息子といっしょに過ごした。

週に1〜2回は、友達と遊んだり、どこかに出かけたりはしたけれど、それ以外は近所や家でのんびり過ごした。

息子の学校は、決められた宿題がない。
そして、習い事は1つもしていない。

そんな息子の夏休みは、すべての時間が「自由」だ。

ここまで「自由」な夏休みを過ごしている小学生は、少ないのかもしない。

そう思

もっとみる
ひとりっ子の夏休み、どう過ごす?

ひとりっ子の夏休み、どう過ごす?

夏休みがはじまって。

小学校1年生の息子と、べったりと過ごしている。まるで幼稚園に入る前の生活に戻ったみたいだ。

ふと幼稚園に入る前の生活を思い出してみる。

オムツだったよなぁ。
ごはんを全然食べてくれなかったよなぁ。
買い物に行くのも一苦労だったよなぁ。
外食なんて絶対したくなかったよなぁ。

母ちゃん、母ちゃんって毎日数えきれないくらい呼ばれて、なんだか抱っこばかりしていたなぁ。

うん

もっとみる
お父さんの「愛し方」って、こんな感じ?

お父さんの「愛し方」って、こんな感じ?

どこの家庭でもあるあるかもしれないけれど、父ちゃんは息子と一緒にいる時間がすごく短い。平日の朝と夜に、ちょっとずつ会えるか会えないか。土日は仕事がなければ1日一緒にいるけれど、仕事の日もわりとある。

私が息子と一緒にいる時間と比べたら、きっと半分以下だろう。だからこそ余計に、一緒に過ごすときの「密度」が大切だよね、と思うのだけれど。

仕事で疲れているのはわかるけれど、土日は隙あらばソファに寝転

もっとみる
もうすぐ夏休み。学童の申込みをしなかった理由。

もうすぐ夏休み。学童の申込みをしなかった理由。

「では梅川さん、こちらで靴をぬいでください。」

彼女がそう言ったので、キョロキョロ動かしていた目線を彼女の方に向けた。でもおかしい。彼女は私の方を見ていない。彼女の目線の先には、息子がいた。私にではなく、息子に向かって投げかけていた言葉だったのだ。

梅川さん。

私たち家族の苗字は「梅川」だから、もちろん息子だって「梅川さん」なのだけれど。息子はおそらく自分のことだと気づいていないのだろう。振

もっとみる
家族の絆を深める「会話のタネ」の育て方。

家族の絆を深める「会話のタネ」の育て方。

小学校1年生の息子は、家では1人でトイレに行けないことが多い。

廊下が薄暗くて怖いらしい。理由は一応そう言っているけれど、きっと「なんか妙に怖い」というのが本音なんだろうと思う。どうしてそう思うのかというと、私もそうだったからだ。大人になって、さすがに昼間に怖いと思うことはなくなったけれど、夜にトイレに行くのは今だに怖いときがある。家を選ぶときに1番大切にしたことは「廊下が短いかどうか」だったか

もっとみる
「お母さんを辞めたい」とググッてしまったら。

「お母さんを辞めたい」とググッてしまったら。

幼稚園が嫌いだった息子が、小学生になって。オルタナティブスクールに通うことになった。

毎日楽しそうに学校に通う息子を見ていると「ここに通っていれば、息子は大丈夫だ。」という根拠のない安心感に包まれる。

「息子に合っているだろう学校を選ぶ」という大仕事を終えて、ホッとしていたのはほんのつかの間。

幼稚園のときは預かり保育があったので、6時頃に迎えに行っていたけれど、今は4時に迎えに行っている。

もっとみる