月の耳をほうばる鯉のぼりを見上げた。

ぼくは学園の裏手の川の土手に座っていた。青空に浮かぶ白い月と、朝露に濡れた鯉のぼりが眩しく映えていた。ぼくはそれを写生しようと思ったんだ。でも、遠くでクラスメートたちの歓声が聞こえてきて、ぼくはまた一人になった気がした。

夜に忘れられた月と、仕舞い忘れられた鯉のぼりに、ぼくは自分を重ねた。みんなに忘れられた存在だと感じるんだ。ひとりぼっちの狼として生きてきたぼくは、それでも悔しくなかった。だって、ぼくはずっと一匹狼だと思っていたから。

そんな時、僕が世話焼きだと思っている潤が現れた。彼は背の高い男子高校生で、学級委員長だ。いつもぼくのことを気にかけてくれるんだけど、ぼくはそれが少しわずらわしいと思っていた。

「守仁くん、学園の外に出てるとダメだよ。授業始まる前に戻らなきゃ」と潤が言った。

ぼくは彼の言葉にうんざりしながらも、笑顔を見せた。「わかったよ、潤。もう帰るからさ。ありがとう」

潤はにっこり笑って、ぼくに戻るように合図した。ぼくは立ち上がり、芝生から離れていった。

潤の世話焼きな態度は、ぼくにとっては面倒くさいものだった。でも、彼のそばにいるとなんだか安心するんだ。ぼくは気になってしまう。ひょっとしたら、ぼくにはこんなに近くにいる人がいて、ぼくはそれに気づいてないだけなのかもしれない。

ぼくは学園の門をくぐり、授業が始まる教室に向かって歩いていった。青空に浮かぶ白い月と、朝露に濡れた鯉のぼりが頭の中に残っていた。ぼくは思わず笑みを浮かべた。これからの日々が、少し楽しみになったんだ。

※この小説はChatGPTに書いてもらいました。
小牧さんから、小説のお題をいただきました！↓

「月の耳」って、お月さまの端っこかな？と、最初に思い浮かんだ情景をChatGPT先生にお願いしました！
なんとなく、国語の教科書に出てきそうな作品を書いてもらえたんじゃないかと思います。

粗はありますが、それも面白い気がして、手修正なしで投稿します。よかったらご感想をいただけるとうれしいです。
※「ほうばる」ではなく「ほおばる」が正しいみたいですが、ChatGPT先生は悪くなくて、愚かな人間の私が間違えましたよごめんなさい！

私立萬葉男子学園シリーズは、各話完結の超短編小説です。これまでの話を集めたマガジンはこちら↓

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