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I love youについて

外国人が使うアイラブユーの意味

”I love you”という言葉は(外国人から言わせると)とても大切な言葉で、結婚相手や付き合いの長い恋人くらいにしか言わないなんてよく聞きます。

が、しかし、アイルランド人はちょっと仲良くなると”I love you”を言ってきます。
ちなみにスパニッシュスピーカーの友達らも、相手が友達の場合でも”I love you”を使ってきます。でも「Ti amo(ティアモ:スペイン語・ポルトガル語のI love you)」は友達には使いません。(←それはなぜだか不明)

情熱の国イタリアの友達はアモーレ(Amore)、アモーレミオ、ラブリー、ベッラ(Bella Bella)、My loveを連発します。

スペイン人・南米人・イタリア人の”I love you”は、挨拶みたいなもんだからいいのですが、あれ?アイルランド人も言うぞ?という感じなのです。

たとえ”I love you”が挨拶だとしても、私が友達に言って誤解を与えてしまうかもしれないから安易に言えないし、言われたからといって愛の告白をされたと思ってもいけないと思っています。”I love you”の使い方は各国で違うので本当に難しいです。

たとえば外国人が日本人の友達に向かって”愛してる”と言ってきたら、日本人は混乱するでしょう。それと同じです。

アイルランドの”I love you”はどのくらいのレベルの”I love you”なのかを学校の先生に聞きました。

アイルランド人の先生曰く、”I love you”や”I like you”のあとに「.(ピリオド)」だったら愛していることになります。でも”I love you”や”I like you”のあとに「,(コンマ)」でそのあとにまだ文章が続くのなら、愛ではなく友達と言っていました。

そしてちょっといいなと思っている人には”I miss you”を使うと言っていました。私はなかなか会えない友達に「I miss you😘😘😘」というメッセージをいつも送っていたので、ちゃんと通じているのか誤解されているのか…ま、勉強になりました。

そしてアイルランド人は日本人同様に付き合う前に”I love you”を言うそうです。日本人は「好きです、付き合ってください」と言ってから交際がスタートするのが、まぁ一般的だよという話をすると、だいたいどの国の人も「キスもしてないのに好きかどうかわかるの?」なんて驚かれたものですが、アイルランドはそのあたりは日本人と似ているようです。

授業でポスターを作る勉強をした時にクラスメートがこれを作りました

日本人のアイラブユー

日本人は”I love you”を友達には絶対に言いません。しかも恋人や夫婦でも”愛してる”も”好きだよ”もそんな簡単には言いません。まぁ言葉で言えるとしたら「あなたのそういうところが好きだけどね」くらいでしょうか。(←なんとも遠回し)世界一シャイな国だと思います。

よく「言わなくてもわかるだろ」「察しろ」とか言いますが、そんなもんわかるか!?って感じがします。

どんな人がいいのか

私は趣味が占いなので、たくさんの外国人&日本人の恋の相談にのってきました。私の占いは意外にも大人気で、私が持っているスキルの中で一番役に立っています。世界共通で「私はいつ結婚するの?」「どんな人がいいですか?」というのはよく聞かれますが、人に”良い・悪い”はなく、自分に合っているか合っていないかだと思っています。だから相性のいい人と恋に落ちればいいと思っています。

そして日本人の若者と話していて思うのは、(”今どき”と言うと怒られそうだけど)恋愛に興味のない人が結構いるなーということです。でも恋愛と結婚は別なのか、結婚と子供を持つことには興味があるように感じます。そして結婚・出産経験のある私に「どんな人と結婚するのがいいですか?(←恋愛ではなく結婚)」「Okanさんは、どうして結婚しようと思ったのですか?」などなど質問されます。

ちなみに中国人のクラスメートは「結婚して子供を持つと、将来、経済的に不安になるからしたくない」「子供はお金がかかる」と言っていました。日本と同じだー。でもI love youは口に出していうよと言ってました(そこは違う)

なんちゃって占い師の鑑定によると

私が今まで鑑定してきて思うのは、運命の人と結婚している人はほぼいません。3%くらいです。あとの97%は運命じゃない人と結婚をしています。でもそれでもなんとかうまくやっていたり、離婚していたり、様々です。運命の人と出会うことは本当に難しいことで、出会った時に双方がフリーで、かつ結婚願望を持っていなければなりません。ま、奇跡ですね。

だから私の占いで運命の人が見つけることはほぼ不可能です。でも素敵な人と出会うと「手相みせて」「生年月日教えて!」とまぁうさんくさいオーラ満載で占いながら、こっそり自分の運命の人を探してます(笑)。

男は種、女は畑

占う中で私が話す恋愛観がどうやらちょっと人と違うらしいのです。私は女性なので男性の気持はよくわかりませんが、女として自分は畑だと思っています。

男は種を巻こうとします。でも私たち女性は、自分の畑に変な種を巻かれては困るわけです。この種は自分にふさわしい種なのかどうかを見極めなければいけないのです。

そうじゃないと、変な花が咲いたり、花が咲かなかったり、芽すら出なかったり、咲いてもすぐに枯れてしまったりするわけです。

でもそれは種が悪いわけではなく、自分の畑に合っていないということなのです。

田んぼにマンゴーの種を植えても意味がないように。
お米もマンゴーもおいしいけど、畑と種が合っていなければ結局は芽が出ないのです。

という話を若者にすると、、、、、沈黙の後に「すごい考え方の持ち主ですね」と言われてしまうのです。

変かなー?めっちゃわかりやすいと自分では思っていたけど(笑)

6月は「プライド月間(Pride Month)」なので街中がレインボーに!
アイルランドは同性婚を世界で最初に認めた国!
もみくちゃ!でもこれぞアイルランド!
素敵な老夫婦。この二人はきっと運命の人と出会えたね

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