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傾聴重視型と問題解決型オープンダイアローグについて ストラテラ服用日記749日目

最近、オンラインでやっているオープンダイアローグは相談者さんの意向によって話を聞くこと中心にした傾聴重視型と呼べるような方法もやっている。

今までは問題解決型のほうが多かったのですが、最近は傾聴重視型を意図的に取り入れています。
傾聴重視型のほうが本来のオープンダイアローグのあるべき姿に近いです。いつもやっている問題解決志向のオープンダイアローグはどちらかというとオープンダイアローグの思想からは外れているか感じはするが、単発でやるとなるとどうしても(私も相談者さんも)結果を求めてしまうところがあり、問題解決型になりがちになっていた。相談者さんのリクエストが大切なので、それ自体は悪くないのですが人によっては傾聴重視型を望む方もいます。

私がファシリテータ−をやる場合は、一番はじめに相談事をはなしてもらう時間の中で、その方が傾聴重視を望んでおられるか問題解決を望んでおられるかを見極めていました。
ここは、非常に興味深いところがあって、本人は問題解決を望んでいると思っていても実は話を聞いてほしいというのが本当のリクエストだったりすることは少なくないので、話を聞きながら見極めることをしていました。

しかしながらそれでは受け身的な対応になってしまうことと私はそれで傾聴重視型のオープンダイアローグとしてファシリを行いますがリフレクターの方はそれでは分かりづらいという問題があり、もう一歩進んで先に相談者さんにどうしたいのか聞くことで相談者さんの(とりあえずの)リクエスト明確にし、リフレクターの方の意識付けを合わせることでよりスムーズなオープンダイアローグになっていると感じます。

ぜひ、問題解決を望んでいる人も自分の話をとことん聞いてほしいという方もオープンダイアローグにご参加いただけると嬉しく思います。


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