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連想ゲームの難易度が高い理由はやっぱりレファレンスで「あなたの脳内に入れと?」な案件が多すぎるから。~それもまたよくある話で~

といふことでジャブジャブに浸み込まされて、
抜けない代表格のテーマソングから貼るわけですが。

ダイエーホークスのところを早口に「ソフトバンクホークス」
としただけで現行の応援歌なのだから、それはそれで
クるものがあるのですが。

この御時世でシュールに演奏される「若鷹軍団」もなりに
ディストピアな世界観を打ち出していたような。

といふことで、かつてコメントしていた「言いまちがえ集」
は本になり、BSJapanextで福澤朗の番組でもトップバッター
で紹介されておりました。

https://gendai.ismedia.jp/list/books/gendai-shinsho/9784065258927

https://www.bsjapanext.co.jp/program/hondeasobu/

今回はその由緒と図書館司書として必ずブチ当たる
レファレンスにおける難題点を抑えながら、こちらの本に
まつわる話をより深く掘り下げて行こうかと。

ひとまず、かつてかーずさんのトコで提起していた話は
大体次のようなものでした。

>福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」
こういう用例集を図書館も本屋も数多く蒐集する羽目に
なっているから(団塊世代を中心とした、「ドヘタ伯に
意固地な覚え間違い」を半端な情報しか流さないジジババ
テレビが大音量で増幅した結果の大惨事、ってケースが
大半、なので「暴本」こと久世番子「暴れん坊本屋さん」が
端的に示した通り「あなたの脳内に入れと?」といふ
苦しさをなんとか紛らわそうとするための半疑問形な迷言
が生まれたりもするわけで)。

ま、あからさまにパニックで混乱しているからこその
半疑問形な迷言で有名な楽曲といえば「HY/366日」ですね。

https://www.uta-net.com/song/64011/

まあインタビュー記事を観るまでは想定しなかったんですが、
たまさか「覚え違いタイトル集」のきっかけもまた
久世番子「暴れん坊本屋さん」がきっかけだとは露知らず。

せめて蒐集したデータでクスリと笑いたくもある、って
(代償行為仮説に基づいた)図式が出来ているわけですが。
 書店員(スレ)ヲチが長い私的に一番ミスリードしてて
笑ったのは村上春樹の「1Q84」が出た時に大きなミスリード
ネタ大喜利と化したワケですが、そこの大賞だった

「愛嬌のある本って置いてる?」

なわけですけど(店員の「連想ゲーム難易度高いよ…」
もセットで含めて)。

ちなみに「切り返し大賞」で行くとこっち。
先日「ジャストミートの新刊ある?」って聞かれて
俺の脳がフル回転して3秒後に
「クロスゲームでしょうか?」
と聞き返したら「あ、そうそう!よくわかったね」と
爆笑された。

まあいくつかの状況証拠から、すごい誘導技術が
行われたのだな、と感じたのは、おそらく片方があの
北欧出身で多数の著書もあるオーサの投げ込み質問に
しっかり答えて、正解に導いたケース、だっけ。

もう片方の証言はこれだっけ。
2014年のコメントだから、時系列的にも合っているはず。

160 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2014/09/25(木)
11:21:07.69 ID:???
外国人のお姉さんに「ユワタゼ フジ」って聞かれて
いろいろ考えてこっちからもいくつか質問して
「渡瀬悠宇 ふしぎ遊戯」に辿り着けたときは嬉しかったw

オーサが高橋克典のやってるBSテレ東「私が日本に
来た理由」でも「ふしぎ遊戯」の話はしていたから、
多分絶妙なレファレンス(本屋編)だったんだと思う。

https://comic.k-manga.jp/title/71435/pv

まあ最近の類例では「なんとかコンマ」と「なんか
賞とったらしい」から「ブルーピリオドでしょうか」に
辿り着いたり、かと思えば「小学館」の規模が理解・
把握出来てなくて本屋で「小学館の本」だけで本を
探そう、という勇者に出喰わしたりするなんて恐怖の
事例(でもひところの書店検索で団塊ジジイが
書店員にぬかしたワード

雑誌


よりかはまだマシなのかなあと。
どんだけの雑誌が今日び発行されてるか、そういうヤツに
思わず肉体重労働させたくもなる視野狭窄に満ちた偏屈
ワードですけど)もあるもので。

といふことで書店員にも図書館司書にも、作者が
身を削って血涙エピソードを漏らし続けていた
久世番子「暴れん坊本屋さん」は未だに愛されていると。

個人的には「西の季語「本の反り返り」」。この作品で
一番に気付いたポイントはそれで、調湿が取れていない
安藤忠雄設計の司馬遼太郎記念館の蔵書がカサカサに
なって反り返っている様を観て「本が可哀相」と思えた
のはこの本を読んだ功徳だったのかと。