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精神疾患の入浴に対する対策・解決策などを考えてみる

昨日の記事の続きです。
こちらを読んでからの方がスムーズに入れると思います。

考える前に伝えたいこと

究極入らなくてもいい

考える前になんてことを言うんだ、という感じでしょうか。
1,2日入らなくてもさほど気にならないと思います。
正直毎日入るのってしんどいし、めんどくさいですよね。
人に会うにしても、1,2日なら大丈夫。

前働いていた病院では患者様の入浴は2~3日に一度でした。
あんまり匂いとかは感じませんでしたよ。

完璧を求めない、自分をほめる

シャワーを浴びる、湯舟に入る、完璧を求めない!
浴室に入るだけでも勇気、体力が必要なものです。
入れただけ、お湯で流せただけでも十分。
「自分を責める」のではなく、
入れた「自分を褒める」、甘やかすことが大事だと思います。

入浴問題の対策

いよいよ本題です。まずは対策から考えてみましょう。

①脱衣所、浴室には椅子を置く

立っての更衣、身体を洗う、髪を洗う、
スキンケア、ドライヤー・・・ 
考えるだけでもしんどいですね。
そんな時のために椅子を用意してはいかがでしょうか。
邪魔かもしれませんが、座ると幾分か楽かもしれません。

②着替えなどは脱衣所に置いておく

みなさんは入浴する際、どこに着替えなどを置いていますか?
脱衣所に持っていく、部屋で着替える、スキンケアなど
色々な方が色々な場所で行っていると思います。
私は脱衣所に着替えやスキンケア用品を収納できる
スペースを用意することをオススメします。

一つの場所で完結し、無駄な体力を消耗しないと思います。

③できるだけ行動は少なく

リンスinシャンプーにする、スキンケアはオールインワン、
とにかくまとめられるものはまとめる!
できるだけ行動は省きたいものです。

④浴室を洗うときはこすらない洗剤で

最近は便利な世の中で、
こすらないで吹きかける、流すだけで掃除できる洗剤があります。
掃除はとても体力・根気が必要なので、
適当に吹きかけて流すだけでも十分。

解決策

今度は入浴の解決策。シャワーや湯舟に浸かることが難しくても、
動作を分解して行ってみるのはいかがでしょうか?

レベル①手や顔を洗う

洗面所でお湯を使って洗う。余裕があれば石鹸などを使う。
水やお湯に触れると、刺激・気持ちよさを感じやすいです。
さっぱりするのではないでしょうか?

レベル②市販のシートドライシャンプーを活用

最近は身体拭きシート、ドライシャンプーなど
便利なものがたくさん売っています。
めんどくさいとき、身体が動かないときは
これらを活用してみるのはいかがでしょうか?

レベル③タオルで身体を拭く

まず暖かいタオルを準備するのがめんどくさいですよね。
用意するだけで偉い!
ましてや身体を拭けるとなるともっとすごいです。

レベル④足湯形式

少しお湯をためたり、洗面器を利用して足湯形式。
末端を温めることで、身体全体に広がります。
用意して浸かれるだけでも素晴らしい。

レベル⑤シャワーで流す

浴室に入れるだけでも偉いです!
シャワーで身体・頭を流すだけでも気持ちいい。
別に洗わなくたっていいじゃない。お疲れさん。
身体だけ、頭も両方洗えるとますます凄い!
十分じゃないですか。素晴らしい。

レベル⑥湯舟に入るだけ

身体・頭を洗わずに湯舟だけ。
そもそもお湯を張れるだけでも素晴らしい。
湯舟に入れる体力がついたのもポイントですね。
水分補給や滑らないように気をつけて。

レベル⑦洗えて・かつ湯舟に入る

ここまで出来たら素晴らしい。
相当な体力・意欲がついた証拠。
最初に洗わなくても、出る前に洗ったり、
湯舟に入ったまま洗ったりでもいいですよね。

終わりに

私なりにここまでお風呂問題をまとめてきました。
みなさんはどのように対策していて、
どんな問題がありますか?
ぜひ、教えていただけると嬉しいです!
たくさん困っている方がいると思うので、
共有できたらと思っています。
参考になったり、勇気づけられると嬉しいです。
今後とも仲良くしてください!


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