柳 蕙心(りゅう けいしん)/ 中医師 / 東洋医学スペシャリスト

【日本在住の中医師が伝える知ってるだけで健康になる東洋医学のお話】 天津中医薬大学 中…

柳 蕙心(りゅう けいしん)/ 中医師 / 東洋医学スペシャリスト

【日本在住の中医師が伝える知ってるだけで健康になる東洋医学のお話】 天津中医薬大学 中医学科卒 鍼灸と漢方の専門家として、中国で6年間病院勤務をしていました。 2019年から日本に住むことなり、自分がこれまで学んできたことをたくさんの方に知っていただければ幸いです。

最近の記事

更年期を機に、今よりもっと自分自身が輝くために

更年期は女性にとって、人生において大きな転換期の1つです。 この時期に自分の体や心と積極的にしっかりと向き合うことで、更年期を楽しく過ごすことが出来ます。 さらに、更年期を過ぎてから、今よりもっと自分自身が輝ける未来がやってくるでしょう。 なんでも「更年期だから」と片付けるのは止めましょう「更年期の女性」と聞くと、どうもネガティヴの印象が強いですよね。 「気分が不安定になる、些細なことですぐ怒る」 という意味合いで「更年期」という言葉が使われますよね。 「うちの妻は今、

    • 顔にできたシミは、生理不順と関係があるかもしれません

      私自身が長年にわたって生理不順を治療してきて、分かったことがあります。 それは、 生理不順が顔色から分かる ということです。 東洋医学の考えでは、生理は古い血であり、排出すべきものです。 以前 「月経(生理)は神様からの大切なお守り」 https://note.mu/touyouigaku/n/n9b44fdb102e9?creator_urlname=touyouigaku という記事にも書かせていただきましたが、毎月、適量の生理が来ないと、子宮や卵巣の周りに古

      • 生理痛を改善するためのセルフケア方法をお伝えします

        生理中に生理痛が無い、あるいは軽い痛みを伴う程度は普通の状態です。 しかし、毎月痛み止めを飲むほど痛いというのは明らかに普通の状態ではありません。 毎月の生理中、セルフケアをしっかりしておけば、軽い生理痛なら治りますし、酷い生理痛でもそれ以上悪化しないようにしていくことができます。 そして、婦人科系の病気を予防することにも繋がります。 今回は、みなさんにもできる生理痛のためのセルフケア方法についてお話します。 今を生きる私達は、内外両側から身体を冷やし続けていますこれだ

        • 生理痛とさよなら 〜東洋医学で考える生理痛の治し方〜

          生理痛に悩まされている女性は本当に多いです。 あなたはどうですか? 痛みが辛くて、毎月痛み止めでごまかしている人たちもたくさんいます。 「生理中なのだから生理痛が当たり前」と思う人さえいます。 でも、それは違います! 生理痛は改善できる症状ですし、治療すべき症状です。 なぜ治療すべき症状なのか、それは長年の生理痛が30代以降の婦人科疾患のを引き起こしてしまうからです。 この記事を読んだら、真剣に生理痛と向き合いましょう。 生理痛は治るものです。 生理痛を治して、将来や

        更年期を機に、今よりもっと自分自身が輝くために

          月経(生理)は神様からの大切なお守り

          女性には、毎月訪れて来る大切な友がいます。 それは月経(生理)です。 月経は神様が女性に与えてくれた大切なお守りです。 あなたはこのお守りを大切にしていますか? 現代の人たちは生理痛に悩まされている人が本当に多いです。 生理痛がしんどいのは当たり前のことではありません生理痛は改善できます。 生理痛は治るものです。 そう、生理による痛みは、毎月経験しなければならないことではありません。 体内の環境が整っていれば、決して生理は辛いものではありません。 毎月、女性はホルモ

          なかなか下がらない子供の微熱は何が原因?

          「微熱が続き、なかなか下がりません…」 「熱が上がったり下がったりして安定しません…」 「解熱剤を飲んでも2〜3時間経ったら熱が戻ってしまいます…」 お子さんがこういう経験されたことありませんか? なぜでしょうか?それはシンプルに言うと《免疫力の低下》です。 熱を起こす原因は様々で一概には言えませんが、ここでいう微熱はとりあえず風邪によるものに限定してお話しますね。 ちゃんと発熱することは、免疫力がある証拠です病気に襲われると、人の体は生体反応が起こります。 体の免疫

          東洋医学と西洋医学での「水イボ」の原因の違い

          東洋医学では、水イボは名前の通り「水」が原因だと考えます。 体の中にある体液の循環が悪くなったことにより、不要な水が体内に滞り、その水の中に老廃物がたくさん入っている場合に「水イボ」が出来やすくなります。 水が滞っている状態を改善しない限り、いつまでも水イボが出来やすい体質のままです。 しかし、西洋医学では「水イボ」に対して、違う見方をしています。 西洋医学と東洋医学での「水イボ」の原因の違い 水イボの原因は、 ・西洋医学では「ウィルス」 ・東洋医学では「水の停滞」

          東洋医学と西洋医学での「水イボ」の原因の違い

          子供が毎年肺炎になってしまうのはなぜでしょう?

          子供が肺炎にかかるのは、親に責任がある場合があります いきなりこんなことから始めると、怒られてしまうかもしれませんね。 でも、お子さんが風邪を引いた時の家庭での間違ったケアの仕方によって、子供の風邪を気管支炎に…、さらには気管支炎を肺炎にさせてしまう場合もあります。 そして、その症状は最終的には喘息まで引き起こしてしまうことだってあるんです。 生れつきの喘息もありますが、そうではない喘息の場合、不適切なケアで単純な風邪を喘息にまで悪化させてしまうケースは少なくありません

          子供が毎年肺炎になってしまうのはなぜでしょう?

          「柳蕙心」自己紹介。このnoteで伝えたい東洋医学のこと

          はじめまして、柳 蕙心(りゅうけいしん)と申します。 私は台湾で生まれ、中国の中医薬大学で学び、中医師として中国の病院で働いてきました。 また病院で働きながら、一般の人達向けに薬膳や漢方美容法、東洋医学によるセルフケアなどのセミナーなども積極的に活動してきました。 もともと日本語が好きで興味があったこともあり、2002年に旧大阪外国語大学(現:大阪大学)に日本語を学びにきたことが、日本とのご縁の始まりでした。 留学時代にたくさんの方にお世話になったこともあり、いつかその

          「柳蕙心」自己紹介。このnoteで伝えたい東洋医学のこと