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子どもに「やる気」と「主体性」を身につけさせるには【育児哲学#15】

・「欲望」は具体的なアイデアを生みます
・思いつきだけで満たされる欲望はありません
・子どもがやりたいことがあればできる限りやらせてあげ、その中から「夢中になれること」を見つけ出し、「やる気」と「主体性」を育てていきましょう




欲望は盲目的なものになる一方で、
アイデアを刺激し、
それに推進力を与えることになる。


◆アメリカの哲学者・教育学者 ジョン・デューイ
経験と教育』引用


欲望は具体的なアイデアを生む。しかし、欲望がアイデアに転化されず、欲望のままで終わってしまう場合もある。欲望を抱いた段階では、まだ何も実現に向けてスタートしていない。欲望をアイデアに変え、実行に移すとき、「真剣さ」という手間を込める必要がある。思いつきだけで満たされる欲望など、ないのだ。


子どもの「やる気」や「主体性」を引き出し&育てるには

1.子どもの「興味」から「欲望」が生まれ

2.(「欲望」が「アイデア」に転化)

3.「アイデア」を実行するときに「やる気」

4.試行錯誤しながら実現しようとするときに「主体性」

そして、2~4が繰り返されると「夢中」になり、集中力も養われるでしょう。


「2」を()にしたのは、必ずしも「アイデア」が生まれるわけでないので()にしました。

子どもは興味はあって触ってたり、遊んだりするけど、そこから「あの形にしてみよう!」「こういう遊びをしよう!」とか「こうしたい!」という「アイデア」が必ずしも生まれるものでは無いからです。

なのですぐに飽きて、興味の対象がコロコロ変わったりします。

「アイデア」を養うには想像力が必要です。それは、いままので体験や知識にもとづく経験からも大きく影響します。

もし、「興味」がなにもない・・・という、子どもがいるとしたら、とても悲しいです。

その子の可能性を広げてあげるために、いろんな経験をできる限りでいいので、してあげてください。


「興味」を発見する&「アイデア」を増やすには

1.いろんなものを見る&体験する

自然に触れさせる、旅行をする、映画を見る、美術館に行く、図書館に行く、友達と遊ぶ、親戚と出かけるなど、子どもと一緒にできそうなことを考えて、計画を練って、たくさんの体験をさせてあげてください。
保育園や幼稚園などでもたくさんの刺激や体験をしてきます。園で起きたことをたくさん聞いて、どんなことに興味があるか見逃さず、引き出してあげましょう。

2.子どもといっしょに親も楽しむ

親が「面白い」と思った体験を、子どもがひとりで「面白い」と感じることは難しいときもあります。一緒に行動や体験することで「何に対して面白さを感じるのか」を知ることができます。一緒に楽しみましょう。

3.成果を出して成功体験をさせる

興味がありそうなことを実行した後に、「体験談を写真を見せ親と話す」「作った作品を家に飾る」「親が子どもに表彰状を送る」などして形に残すことで1つの興味が「夢中」になるかもしれません。


子どもの可能性は無限大!

「興味」をもたせる方法もたくさんあります。

子どもの「興味」から「夢中」にして、「やる気」や「主体性」を育てていきましょう。

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